バナナの栄養素と効能は?冷凍で効果倍増?皮ごとなど食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】バナナに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、バナナの栄養成分・効能に加え、栄養素を逃さない食べ方を紹介します。ダイエット効果や美容効果が期待出来る、バナナの栄養の取れるレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①白い筋・皮ごと食べる
バナナを食べる時、食べにくいからと白い筋を取ってしまう方も多いでしょう。しかし、栄養面から考えると白い筋は取らずにそのまま食べるのがおすすめです。バナナには豊富な食物繊維が含まれていますが、白い筋の食物繊維含有量は実よりも多いとされていて便秘解消に効果的です。
また、バナナの皮には歯や骨を丈夫にするマグネシウムや免疫力の向上させるビタミンA、筋肉作りに役立つビタミンB6などが含まれています。筋肉量が増えれば基礎代謝が上がるので、ダイエットにも効果が期待できます。普段は捨ててしまう皮や筋ですが、一度食べてみてはいかがでしょうか?
(*バナナを皮ごと食べるメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②冷凍保存する
バナナは一度冷凍する事で、ポリフェノールが倍増するといわれています。ポリフェノールには活性酸素を除去する働きがあるので、動脈硬化など生活習慣病の防止や、そばかすが出来るのを防ぐ効能が期待できます。ポリフェノールは健康・美容の両面でおすすめできる成分です。
(*バナナの冷凍保存ついて詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
③黒い斑点(シュガースポット)のあるバナナを選ぶ
黒い斑点が出ているバナナは完熟して美味しいですが、ポリフェノールも増すので免疫力を向上させる働きがあります。黒い斑点が出ていないバナナは見た目が綺麗ですが、栄養面を重視するなら斑点が出ているものを選びましょう。免疫力が上がれば、風邪に掛かりにくくなるなどの効能が期待出来るでしょう。
(*バナナの黒い斑点について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
④焼きバナナ
焼きバナナはバナナを美味しく食べられる調理法としても知られていますが、栄養価を効率的に摂取できる方法でもあります。加熱する事でバナナのオリゴ糖が増えるのですが、オリゴ糖は善玉菌のエサになるので腸内環境が整います。腸内環境が整う事で免疫力のアップや便秘解消が効能として期待できるでしょう。
また、南国フルーツであるバナナは体を冷やす作用があるとも言われていますが、温めて食べることで個のデメリットをカバーできると考えられています。
バナナの栄養がとれるレシピのおすすめ
バナナに含まれているポリフェノールなどの栄養をしっかり摂れる、おすすめレシピを紹介します。
①バナナジュース
完熟バナナと牛乳を使用して、濃厚なバナナジュースを作ってみてはいかがでしょうか?ミキサーに入れる際は、白い筋ごと入れて栄養もしっかり摂取しましょう。満足感があり、朝食などにもおすすめしたいレシピです。