エビの栄養素と効能は?タンパク質が豊富?食べ過ぎるデメリットも紹介!
【管理栄養士監修】エビに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、エビの栄養成分・効能に加え、栄養成分を逃がさずに効率よく摂れる食べ方も紹介します。エビを頻繁に食べる方には食べ過ぎによるデメリットも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
エビは干すと栄養素がグンと増加します。タンパク質は約2.5倍、ビタミンEは約7倍、カルシウムは約2.2倍増加します。自分で干すのが面倒な場合は、干しエビはスーパーなどで手軽に購入できるので常備調味料として保管しておいても良いでしょう。
エビの食べ過ぎによるデメリットは?
美味しくてついつい食べ過ぎてしまうエビですが、実は食べ過ぎには注意が必要です。エビを過剰に摂ることによって引き起こされるデメリットを紹介します。
プリン体の過剰摂取による痛風
エビは栄養豊富な食材であることは確かですが、プリン体をたくさん含んでいる食材でもあります。旨み成分でもあるプリン体ですが、過剰摂取は毒になります。
過剰に摂取してしまうと、プリン体が体内に蓄積して、尿酸値が高まっていきます。そうなると体内で処理できる尿酸値が限界を迎えて高尿酸血症になります。この高尿酸血症が痛風の原因となっています。痛風にならないためにもエビの過剰摂取には気を付けましょう。
食中毒の危険性
あまり考えたくありませんが、エビは食中毒を引き起こす可能性があります。エビによって引き起こされる食中毒はリステリア症と呼ばれています。リステリア菌は冷蔵庫内でも増殖します。エビを購入した際はすぐに食べるようにしましょう。リステリア症の症状として、発熱、嘔吐、深刻な場合は首の痛みなどがあります。
ただし、リステリア症の発症自体が稀であるという点、加熱調理で完全に殺菌できる点多くの人にとって安心できる要素です。妊娠している人は胎児にとって脅威となり得る病原菌なので、エビを食べる際は必ず高温で加熱調理をすることを推奨します。
エビの栄養がとれるレシピのおすすめ
ジャンル問わずに活躍することができるエビの栄養をそのままにおいしく食べるレシピを紹介します。
①エビのマカロニグラタン
エビレシピの中でも王道の料理です。濃厚なチーズとプリプリなエビの食感でシンプルな料理ながらも子供も大喜びのグラタンです。
②エビとブロッコリーの塩炒め
ブロッコリーとエビの相性は抜群です。ブロッコリーは野菜の中でも栄養素が高いので、エビと組み合わせるとバランスよく栄養を摂ることができます。