うなぎの栄養素と効能は?疲労回復の効果あり?成分が摂れる食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】うなぎに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、うなぎの栄養成分・効能に加え、栄養成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。定番の蒲焼を始めとした、うなぎの栄養をしっかり摂れるレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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うなぎはどんな食材?
うなぎは蒲焼や白焼きといった調理法で人気の魚ですが、どういった特徴があるのでしょうか?まずはうなぎの旬の時期や、カロリーなど見ていきましょう。
うなぎの旬
うなぎは土用の丑の日に食べられることから夏のイメージが強いですが、旬の時期は10~12月頃の冬となっています。夏頃はまだ脂がのりだしたころで、冬にかけてどんどん脂肪を蓄えていく様です。
うなぎのカロリー・糖質やたんぱく質
うなぎは脂が乗っていて美味しいうなぎですが、カロリーはどれほどなのでしょうか?100g当たりの生のうなぎと、蒲焼とを比較してみましょう。
カロリー | 糖質 | タンパク質 | |
うなぎ(生) | 255kcal | 0.3g | 17.1g |
うなぎの蒲焼 | 293kcal | 3.1g | 23g |
うなぎの定番の食べ方でもある蒲焼ですが、生の状態と比較するとかなり糖質量が多くなります。また、脂が乗っているうなぎは生の状態でも比較的カロリーが高めとなっています。
うなぎの栄養素と効果・効能
カロリー | 255kcal |
---|---|
水分 | 62.1g |
タンパク質 | 17.1g |
糖質 | 0.3g |
食物繊維 | 0g |
脂質 | 19.3g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は、うなぎ100g当たりのカロリー・糖質量などです。続けて、ウナギに含まれる栄養と、それらに期待される美容や健康への効果などを紹介します。
竹本友里恵
管理栄養士
うなぎは土用の丑の日に食べるというイメージが強いかと思います。なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったかと言うと、春から夏に変化する季節の変わり目に栄養のある食べ物を摂ろう!という動きから始まりました。実際に、うなぎには下記をはじめとする疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。ただ、うなぎの旬と言われる時期は夏ではなく冬なので、美味しいうなぎを食べたい時は秋から冬のうなぎがオススメです。
(*うなぎの旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)
①ビタミンA
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
2400μg | 850μg | 282% |
ビタミンAには皮膚や粘膜の状態を健康に保つ効果があり、摂取することで免疫力アップが期待できます。風邪予防にもなりますし、皮膚の乾燥を防ぐ効果も期待できます。この他にも、ビタミンAにはニキビや肌荒れを防ぐ働きもあるので美容を気にする方にもおすすめです。(※2)