豚肩ロースのカロリー・糖質は?ダイエット効果や太らない食べ方を紹介!
【管理栄養士監修】豚肩ロースのカロリー・糖質を知っていますか?今回は、豚肩ロースのカロリー・糖質を他の豚肉の部位と比較し、栄養素とダイエット効果なども紹介します。豚肩ロースのカロリーオフする方法や、ダイエット向きのレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
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豚肩ロースのカロリー・糖質は?
豚肩ロース肉は豚肉の中でも柔らかい部位なので、様々な料理に活用されることが多いです。しかし脂身が入っていることから、カロリーが気になる人もいそうです。ここでは豚肩ロースのカロリーと糖質について説明します。
豚肩ロース(1枚/100g)のカロリー・糖質など栄養価
カロリー | 糖質 | 炭水化物 | 脂質 | タンパク質 | |
豚肩ロース(100g) | 256kcal | 0.1g | 0.1g | 19.3g | 17.7g |
豚肩ロース(薄1枚:25g) | 64kcal | 0.03g | 0.03g | 4.8g | 4.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
豚肩ロースは脂身も含まれたジューシーさのある部位ではありますが、100gあたり糖質は0.1gとそれほど高くないことがわかります。ただし、薄切り肉4枚分に相当する100gで256kcalなので、食べ過ぎには注意が必要です。(※2)
豚肩ロース(100g)のカロリー・糖質を他の部位と比較
100gあたり | カロリー | 脂質 | 糖質 |
豚肩ロース | 256kcal | 19.3g | 0.1g |
豚ロース | 291kcal | 20.6g | 0.2g |
豚ヒレ肉 | 130kcal | 3.7g | 0.3g |
豚もも肉 | 225kcal | 21g | 0.2g |
豚こま肉 | 236kcal | 15.1g | 0.2g |
豚バラ肉 | 434kcal | 40.1g | 0.2g |
豚肉の他の部位と比較すると糖質が低いことは共通していますが、豚肩ロースは脂質が高いことがわかります。これは適度に脂身が入っているからで、ダイエット中の方は豚肉の選び方に配慮が必要です。
ただ、豚ロースと比較すると、豚肩ロースはロース肉の中であればカロリー・脂質が低い方の部位であることがわかりますね。ロースの肉質が好きだけど、ダイエットを若干意識している人向きの部位となるでしょう。
(*豚肉の部位別のカロリーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
田中康平
管理栄養士
タンパク質源となる豚肉は、比較的「糖質」は少ない傾向にありますが、種類によっては脂質が多く含まれるものがあるので、ダイエット中の方は食品の選び方に注意が必要です。
豚肩ロースの栄養素は?ダイエット効果ある?
適度に脂身のある豚肩ロースは低糖質なのでダイエット向きの食材ですが、実は栄養成分から得られる効果もあるのです。ここでは豚肩ロースに含まれている栄養素と、そのダイエット効果について説明します。
①タンパク質
豚肩ロース100gには17gものタンパク質が含まれており、食べることで人間が体内で生成できない必須アミノ酸が摂取できます。タンパク質は私たちの細胞を構成するうえで欠かせない栄養成分で、骨や筋肉、血液、皮膚、髪、爪などのもとでもあるのです。
タンパク質には疲労回復や免疫力の向上、肌のターンオーバーを整えるなどの働きだけでなく、基礎代謝をあげる作用があります。タンパク質を摂ることで筋肉量が増え基礎代謝があがると、ダイエット効果が期待できるのです。(※3)
②ビタミンB
豚肩ロース肉にはビタミンB群が豊富に含まれていますが、中でも注目したいのがビタミンB1です。成人男性が1日に必要とするビタミンB1の半分を、豚肩ロース100gを食べるだけで摂取できるからです。
ビタミンB1は体内にある糖質をエネルギーに変換する働きを担っているので、ダイエットに効果があると考えられます。またビタミンB1を摂取すると疲労回復や口内炎の予防、皮膚の炎症を抑える効果も得られます。(※4)
③カルニチン
豚肩ロースにはカルニチンも多く含まれていますが、この成分はダイエット効果があることで有名です。カルニチンは体内において、脂質や糖質を燃焼させる働きを担っています。つまりカルニチンが脂肪燃焼をサポートしてくれるので、体脂肪がつきにくくなる効果が期待できます。