いちじくのカロリー・糖質は?ダイエット効果ある?食べ過ぎの注意点なども紹介!
【管理栄養士監修】いちじくのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、いちじく(100g・1個)のカロリー・糖質量を他の果物と比較しながら紹介します。いちじくのダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
熊橋麻実
管理栄養士
水溶性食物繊維は腸内細菌のえさとなり、腸内環境を整える助けになります。また、便のかさを水分を含ませながら増やしてくれるので、自然な便通が期待できます。
②むくみ解消
いちじくにはカリウムという栄養素が含まれており、カリウムには体内のナトリウム(塩)を排出する働きがあるため、むくみ解消に効果的です。仕事で足がむくみやすいという人は、食事やオヤツにいちじくをプラスすることでむくみ予防・解消につながります。(※3)
③GI値は低い
GI値とは食材の血糖値上昇の値を示したもので、低いほど血糖値が上がりにくくダイエットや健康向きの食材と言えます。カロリーばかり気にしている人も多いですが、実はGI値も重要で、GI値の高い食品は血糖値が上がりやすく、大量に出たインスリンはブドウ糖を脂肪にして身体に蓄積させてしまいます。
いちじくはGI値の低い食品なので空腹時に食べるものとして理想的です。(※4、5)
(*いちじくの栄養成分のダイエットや美容・健康への効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
いちじくのダイエット向きの食べ方は?
ダイエットにおすすめの栄養が含まれているいちじくのダイエット効果をアップさせる食べ方を紹介します。
①食べ過ぎない
いちじくは水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれているため便秘解消に効果的ですが、食べ過ぎるとお腹が緩くなって下痢気味になることがあります。果物などの嗜好品は1日のカロリーの10%程度が目安のため、いちじく3〜4個分程度が1日の摂取量の目安となります。
健康やダイエットに良いからと食べ過ぎるとカロリーオーバーになり、ダイエット効果もなくなってしまうため、気をつけましょう。
(*いちじくを食べ過ぎるデメリットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②ジャムなど加工せず生で食べる
ドライいちじくやジャムなどで食べることの方が多いですが、いちじくのカロリーが低いというのは生のいちじくのことで、ドライいちじくになると違います。天日干しにして凝縮されることで、カロリーや糖質は5倍近く高くなります。また、ジャムも砂糖を大量に使用するためダイエット向きではありません。
手軽に購入できる加工品はダイエット向きではないことを知っておきましょう。いちじくでダイエット効果を期待するなら生で食べるのが一番です。
③朝に食べる
空腹時に食べることで、エネルギーや栄養素を吸収しやすいため、いちじくの効果を生かすためには朝食に食べるのがおすすめです。その場合、上記でも説明したように、ドライいちじくはカロリーや糖質が跳ね上がるため生のいちじくを食べましょう。鉄分やミネラルも豊富なので貧血予防や、二日酔いの朝にもおすすめです。(※6)
いちじくはヘルシーな食材
フルーツは糖分が多くダイエット向きではない印象ですが、その中でもいちじくはヘルシーでダイエット効果の高い食材といえます。ドライいちじくと生のいちじく、どちらにもメリットがあるため目的に合わせて選んで食べてくださいね。