生クリームで太るは嘘?ダイエット向き?効果的な痩せる食べ方・注意点を紹介!
【管理栄養士監修】生クリームは太ると言われますがどうなのでしょうか?実は、ダイエットに有効で太らない食材と言われることがあります。今回は、生クリームが太らないとされる理由や、生クリームを使ったダイエット方法を紹介します。ダイエット中の生クリームの食べ方や市販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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生クリームって太る?太らない?
生クリームはカロリーが高いことから、ダイエット中に口にするのは避けている人も多いでしょう。実際には、生クリームは太る心配があるのでしょうか。ここからは、生クリームのカロリー・糖質や動物性と植物性の違いについても紹介します。
生クリーム(ホイップクリーム)のカロリー・糖質を見てみると…
カロリー | 糖質 | |
生クリーム | 433kcal | 3.1g |
ホイップクリーム | 392kcal | 2.9g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
生クリームは生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したものと定められており、乳脂肪分は18%以上といった規定があります。規定外の商品には生クリームと表記することができません。一方、ホイップクリームは乳脂肪に植物性脂肪を混ぜたものや植物性脂肪のみで作られたものを指し、ホイップやフレッシュと記載されます。
生クリームは濃厚な味わい、ホイップクリームはあっさりとした軽い口当たりで、ホイップクリームは生クリームよりも安価で購入できるのが特徴です。生クリームとホイップクリームは両方とも高カロリーで、ダイエット中には適していないと考える人も多いかもしれませんが糖質が低く、ダイエットの種類によっては重宝される食材です。
(*生クリームについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
生クリームが太らないとされる理由は?
高カロリーである生クリームですが、近年ダイエット効果が期待されており、生クリームを使った痩せる方法が注目されています。生クリームが太らないとされている理由を知れば、効果的に痩せるための手助けになります。(※2)
①糖質が低い
生クリームの糖質量は100g当たり3.1gと低い値なので、糖質の摂取を抑えることができます。糖質はたんぱく質や脂質と並ぶ重要なエネルギー源ですが、摂り過ぎるとエネルギーとして使い切ることができず、余った糖質は脂肪として蓄積してしまいます。
生クリームは牛乳よりも糖質が低いので、上手に代用すれば糖質オフすることが可能です。ただし、生クリームは乳脂肪が多くカロリーが高いので、過剰摂取には注意しましょう。
竹内寿美恵
管理栄養士
糖質が少ないので生クリームそのもので血糖値の急激な上昇はなく、脂質が多いのでしっかりと満足感を感じることができダイエット中に生クリームの特徴を上手に活用することでストレスなく過ごせそうですね!
②代謝を高めるタンパク質を含む
生クリームに含まれるタンパク質は、筋肉、血液、骨など体の構成に欠かせない重要な栄養素です。体の筋肉量が増えると基礎代謝が向上し、効率よくエネルギーを消費することができるのでダイエットにも役立つでしょう。動物性の生クリームと植物性のホイップクリームでは、動物性の方がタンパク質が多く含まれていることが多いようです。(※3)
③脂質が高く腹持ちがいい
脂質は1g当たりのカロリーが高いので、ダイエットの時にはできるだけ控える人も多いかもしれません。しかし、脂質は腹持ちが良いので食べる量を軽減できるメリットもあります。生クリームにも多くの脂質が含まれていますが、食べ過ぎなければそれ程、太る心配をしなくても良いでしょう。
生クリームの脂質が気になる人は低脂肪の商品を選んだり、メインで食べるよりも飲みものに少量入れたり料理のトッピングなどに使って、効果的に生クリームを取り入れてみてください。(※4)