芋ようかんのカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット向きの食べ方・レシピを紹介!
【管理栄養士監修】芋ようかんのカロリー・糖質を知っていますか?ダイエット向きなのでしょうか?今回は、芋ようかんのカロリー・糖質を<栗ようかん・煉羊羹>など他のようかんや、<さわや・舟和・井村屋・セブンイレブン>などお店別に比較して紹介します。芋ようかんのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット中の太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
芋ようかんには以下のような栄養素が含まれています。
・食物繊維
・たんぱく質
・ビタミンC
・ヤラピン
・カリウム
芋ようかんの主な原料であるさつまいもには食物繊維が多く含まれています。食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がありますが、さつまいもは両方を含んでいて、コレステロールの吸収を抑えたり腸内環境を整えたりする働きを持っています。
さつまいもには食物繊維以外にもたんぱく質やビタミンCといった、ダイエットには欠かせない栄養が多く含まれているのが特徴です。食べ過ぎなければダイエットの味方をしてくれる食べ物になるでしょう。(※10、11、12、13)
(*さつまいもの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
シェルファ
管理栄養士
洋菓子にはほとんど食物繊維が含まれていないので、食物繊維を摂取したい場合には食物繊維がたっぷりの食材が主原料であるお菓子を選ぶのもいいですね。
芋ようかんのダイエット中の太りにくい食べ方は?
芋ようかんはカロリーが低くダイエットにも効果的な栄養が多く含まれていますが、食べる時間帯や食べ方によっては太る原因になってしまいます。ここでは、芋ようかんをダイエット中に食べる際の太りにくくなるポイントについて解説します。
①午後3時〜6時に食べる
1日の中には食べても太りにくい時間があり、その時間帯は午後3~6時だと言われています。体内には脂肪の蓄積に関わるBMAL1と呼ばれるタンパク質が存在しており、1日の中でその量が変動しているのが特徴です。午後3時〜6時の時間帯はBMAL1の量が少ない時間帯のため、他の時間帯に比べて食べた物が脂肪になりにくくなります。(※14)
②空腹状態で食べない
空腹状態の時に糖質の多い食べ物を食べると、血糖値が急上昇することで血糖値を下げる働きをするインスリンが過剰分泌されます。このインスリンには脂肪の蓄積を促進する働きもあるため、血糖値の急上昇は太る原因になることに注意が必要です。
血糖値の急上昇を防ぐためにも、芋ようかんを食べる前には食物繊維の多い他のものを食べておくのがおすすめです。食物繊維には糖質の吸収を抑える働きがあり、血糖値の急上昇を予防できます。芋ようかんは塩昆布などとも相性が良いので、塩昆布と一緒に食べても良いでしょう。(※15)
シェルファ
管理栄養士
血糖値が急上昇するとインスリンによって血糖値が下がり、再び空腹感を感じやすくなるので腹持ちが良くない点もダイエットする上で注意ですね。
③適量を守る
芋ようかんは低カロリーなお菓子ではあるものの、食べ過ぎれば太ることに変わりはありません。1日の適切な間食の量は100kcal~200kcalと言われているので、おやつで芋ようかんを食べる時は1切れか2切れに留めておくと良いでしょう。(※16)
芋ようかん糖質制限・ダイエット向きな作り方は?
芋ようかんは自分で手作りすることで、市販の物よりも低カロリー・低糖質になります。ここでは、糖質制限やダイエットにピッタリな芋ようかんの作り方について解説します。
砂糖の量を減らして作る
砂糖の量を少なくすることで、市販の物よりも低カロリーで低糖質な芋ようかんを作ることができます。更に砂糖の種類をオリゴ糖が多く含まれている甜菜糖に変えることで、腸内環境が整えられダイエット効果が高まるでしょう。砂糖の量が少なくてもさつまいも本来の甘さが感じられるので、美味しく食べられます。(※17)