低脂肪牛乳は危険・体に悪い?デマ?デメリット・メリットをそれぞれ紹介!

【管理栄養士監修】低脂肪牛乳が危険と言われることがありますが、本当・デマどっちでしょうか?今回は、低脂肪牛乳が危険と言われる理由・根拠や、低脂肪牛乳に限らず、牛乳を飲むデメリットも紹介します。低脂肪牛乳を飲むメリットや、牛乳自体の健康効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 朋実
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管理栄養士、糖尿病療養指導士、ダイエットインストラクター、腸内マイスター。病院にて8年間食事指導、栄養管理を経験。食育・レストラン監修・アスリートサポート・講演会も実施中。“...
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管理栄養士、糖尿病療養指導士、ダイエットインストラクター、腸内マイスター。病院にて8年間食事指導、栄養管理を経験。食育・レストラン監修・アスリートサポート・講演会も実施中。“今食べるものが未来の自分を作ります”食事は私達の心身のベースです。いい体もいい心も食事で決まりますし、笑顔も幸せも作れるものだと思います。だからこそ、自分に合う食事を選ぶ手伝いをすることで1人でも多くの人を健康と幸せにしたいという思いで活動中。Instagramにて知って欲しい食事の力について情報発信してます。

目次

  1. 低脂肪牛乳とは?
  2. 低脂肪牛乳は生乳の脂肪分量を調整した牛乳
  3. 低脂肪牛乳と他の牛乳の違い
  4. 低脂肪牛乳は危険?その根拠・理由は?
  5. ①不妊の原因になる恐れがある
  6. ②味が薄いため飲み過ぎてしまいやすく肥満の原因になる
  7. 低脂肪牛乳など牛乳を飲むデメリットは?
  8. ①乳糖不耐症で下痢・腹痛を起こすことがある
  9. ②ニキビの原因になる
  10. ③乳アレルギーの恐れがある
  11. ④鉄欠乏症になる
  12. 低脂肪牛乳を飲むメリットもある?
  13. ①普通の牛乳に比べ栄養価はそのままで低脂質・低カロリー
  14. ②普通の牛乳より値段が安い
  15. 牛乳を適量飲んだ時に期待できる効果・効能は?
  16. ①カルシウム
  17. ②トリプトファン
  18. ③オリゴ糖
  19. 低脂肪牛乳はメリット・デメリットもある

牛乳を適量飲んだ時に期待できる効果・効能は?

牛乳や低脂肪牛乳は、昔から学校でも飲まれている日本人にとって馴染みのある飲み物ですが、牛乳を適量摂取することで期待できる効果はどのようなものなのでしょうか。体への健康効果を含め紹介するので参考にしてください。

①カルシウム

牛乳に多く含まれるカルシウムは、骨や歯を丈夫にする働きがあることは知られていますが、その他にも血管や細胞の免疫力を守り血圧を下げる効果も期待できます。また、カルシウムには脂肪の分解と燃焼をサポートする働きもあるため、牛乳を適量飲むことはダイエット効果も期待できるでしょう。(※5)

②トリプトファン

牛乳にはアミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれています。トリプトファンは、うつ病などと関係が深いホルモンであるセロトニンの材料になる成分です。さらにセロトニンは睡眠を促進するホルモンであるメラトニンへと変化するため、トリプトファンの摂取によるセロトニンの増加は安眠にも役立ちます。

このように低脂肪牛乳を含む牛乳は、適量であれば精神の安定や睡眠の質の改善に効果を発揮するのが特徴です。(※6)

③オリゴ糖

牛乳にはオリゴ糖が含まれていて、これらが腸内の善玉菌により分解されると、腸内ぜん動が活発になると言われています。また、牛乳には乳糖も含まれていますが、乳糖には便を柔らかくする働きもあるため便秘解消に効果が期待できるでしょう。さらに牛乳は、朝の空腹時に飲むと腸が刺激されると言われているので、便通に悩んでいる人におすすめの食品です。(※7)

(*牛乳の栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

牛乳の栄養価と効能は?カルシウムが豊富?効果的な飲み方や吸収できない噂の真偽も解説!

低脂肪牛乳はメリット・デメリットもある

低脂肪牛乳のメリットやデメリットを紹介しました。低脂肪牛乳は一般的にはカルシウムが豊富で体に良いとされており、適量を摂取することで健康効果も期待できます。アレルギーなどには気をつけ、低脂肪牛乳以外のさまざまな食品もバランスよく摂取して、健康に役立てましょう。

朋実

管理栄養士

目的に応じて適正量を摂取すると自分の望んだ効果を得られるのでうまく使うといいと思います。

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