ラカントsの危険性は？体に悪い？デメリットや糖尿病への影響など紹介！

（＊ラカントsの原料であるエリスリトールの危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ラカントsの使用によるがんが発症する危険性がないことがわかっても、糖尿病になるとの根強い噂が否定できたわけではありません。ここではラカントsを過剰摂取する危険性・デメリットと、それが原因で糖尿病になるリスクについて説明します。

ラカントsに含まれている羅漢果エキスとエリスリトールに含まれている糖質は体に吸収されないため、カロリーがゼロと表示されています。そのため、糖尿病の患者が活用するケースが多いのです。糖尿病患者の方が使用していることを理由に、ラカントsは長期にわたって摂取し続けても問題ないと思い込む人がいるのも事実です。

しかし、ラカントsをはじめとするノンカロリーの人工甘味料であっても、摂取すると膵臓は血糖値を下げる働きを持つインスリンを分泌します。それにもかかわらず血糖値が上がっていないことから体が混乱してインスリンの分泌能力の低下を起こし、糖尿病を発症する危険性が指摘されているのは事実です。（※5）

ラカントsの主成分であるエリスリトールは、ほとんど消化されず、尿で排泄されます。しかしラカントsを過剰摂取すると小腸で吸収しきれず、大腸に移行してしまうことがあります。その結果、一時的に下痢に見舞われるケースがあるようです。

ラカントsを長期にわたって使い続けていると、味覚が鈍るデメリットも指摘されています。砂糖の代わりにラカントsを常用していることで、それが砂糖の味であると誤認してしまうのです。さらに人間は甘味に依存する傾向があるため、結果として必要以上にラカントsを求めるようになる危険性は否定できません。

ノンカロリーで低糖質のラカントsは、甘味が砂糖の75％程度になるように作られています。そのため砂糖を常用していた人がラカントsで代用を始めると、甘味に対する満足度が得られにくいケースもあるようです。その結果、ノンカロリーで低糖質であるラカントsを使用したおかずやお菓子では満足しにくく、食べ過ぎて太る人もいます。

ただ、上記4つは過剰摂取した場合において懸念されるデメリットなので、適量摂取であれば問題ないとされています。

ラカントsは、カロリーや糖質の制限を必要とする糖尿病の患者が使用するケースが多いと聞くと、妊娠中の女性や子供が使っても問題がないと考える人もいることでしょう。ここでは、妊娠中の女性や子供がラカントsを使用する是非について説明します。

ラカントsの製造元であるSARAYAは、公式ホームページの「ラカントのよくあるご質問」内で、「妊娠中や子供に使用できますか」との設問に対し以下のような回答をしています。