毎日サバ缶を食べ続けた結果!痩せた人も?メリット・デメリットを紹介!
【管理栄養士監修】毎日サバ缶を食べ続けた結果はどうなるか知っていますか?体にいいでしょうか?今回は、サバ缶を毎日食べるメリットに加え、<痛風・プリン体>など体に悪いデメリットも紹介します。サバ缶の汁を飲むと良い理由や、レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
サバ缶は体に悪い場合も?毎日食べるデメリットは?
サバ缶は健康に効果がある非常に優秀な食材ですが、毎日食べることにデメリットはないのでしょうか。ここでは、サバ缶に含まれる成分などの面から、デメリットについて紹介します。
①塩分を過剰摂取する可能性がある
サバ缶には水煮のほかに味噌煮や醤油味など調味されている種類があります。いずれのサバ缶も塩分が含まれているため、毎日食べ続けるには塩分の過剰摂取を考慮する必要があります。特に鯖に味付けをして加工した味噌煮や醤油味のものは、鯖の水煮に比べて食べやすさは勝るものの、高い塩分量となるので気を付けましょう。
1日1缶くらいであれば特に心配する必要はありませんが、1日2〜3缶を食べ続ける場合は注意が必要です。
小林花菜
管理栄養士
塩分とともにサバ缶には脂質も含まれています。1食での脂質摂取目安は40~60g程度と言われているため、過剰摂取には気をつけましょう。栄養成分表示をぜひチェックしてみてください。
②プリン体が多く痛風になる可能性がある
健康に有効な栄養素が豊富に含まれているサバ缶ですが、サバ缶の汁には痛風の原因となるプリン体も多く含まれていることもデメリットの一つです。プリン体は痛風発症の原因になり、実際に毎日サバ缶を食べ続けて、痛風を発症した人もいます。
サバ缶を食べる場合は鯖の身だけでなく汁も活用したほうが良いと言われますが、こういった理由から痛風を患っている場合や尿酸値が高い人は汁は使わないほうが良いケースもあります。また、毎日食べるのではなく1日おきに食べるなどの工夫をするようにしましょう。(※6)
小林花菜
管理栄養士
プリン体は水溶性のため、煮汁などに溶け出しやすい性質があります。茹でることでカットできるプリン体は全体の約30%と言われています。
(*サバ缶の危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サバ缶の栄養価がより摂れる食べ方は?
サバ缶には塩分・プリン体・水銀などが含まれ、食べすぎると痛風など健康に悪影響を及ぼす可能性があると分かりました。しかし、栄養価が高いことは事実なので、適度に日々の生活に取り入れるのが理想的です。ここでは、サバ缶の栄養価がより摂れる食べ方を紹介します。
サバ缶の煮汁も飲む・料理に活用する
サバ缶は生の鯖を高圧・高温処理して製造されているため、煮汁の中にも栄養素や旨味が豊富に含まれています。そのため料理でサバ缶を使う場合は煮汁も一緒に入れて活用するとよいでしょう。ただし、前述した通り煮汁にはプリン体や水銀など健康に悪影響を及ぼす物質も含まれるため、食べ過ぎには注意が必要です。
サバ缶の栄養を効率よく取るレシピを紹介!
ここでは、サバ缶の栄養を効率よく取れるレシピを紹介します。特に水煮になったサバ缶は、他の食材との相性もよく色々な料理にアレンジすることが可能なので、ぜひお気に入りのレシピを見つけてください。