サバ缶は食べてはいけない・危険?食べ過ぎは体に悪い?1日の適量など紹介!

サバ缶は食べてはいけない・危険・体に悪いと言われることがありますが、本当でしょうか?今回は、サバ缶が食べてはいけない・危険や食べ過ぎは体に悪いと言われる理由を健康的な食べ方とともに紹介します。サバ缶を適量食べた時の効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. サバ缶は食べてはいけないの?危険って本当?
  2. サバ缶を食べてはいけない・危険な理由は?食べ過ぎると体に悪い?
  3. 懸念点①寄生虫「アニサキス」の混入の可能性
  4. 懸念点②カロリー・塩分やプリン体の摂り過ぎ
  5. 懸念点③缶のBPA(コーティング剤)
  6. 懸念点④水銀
  7. サバ缶の健康的な食べ方は?毎日はNG?
  8. サバ缶は1日あたり1缶までを目安にする
  9. サバ缶は適量であれば体にいい?効果・効能は?
  10. サバ缶の安全・無添加なおすすめ商品は?
  11. ①食塩不使用サバ缶詰 伊藤食品 国産鯖 1ケース(24缶セット)(5,724円)
  12. ②さば缶 味付 190g【創健社】(324円)
  13. ③若狭 田村長 鯖の缶詰 醤油味(昆布入)135g(540円)
  14. サバ缶は食べてはいけない訳ではない

サバ缶は食べてはいけないの?危険って本当?

サバ缶はそのまま骨まで美味しく食べられる便利な食材で、水煮缶や味噌煮缶を非常食として常備している人も多いようです。サバ缶は体に悪く、食べてはいけないといった説がありますが、本当なのでしょうか。今回は、サバ缶を食べてはいけないと言われる理由や健康的な食べ方のほか、適量を食べた時の効能について紹介します。

サバ缶を食べてはいけない・危険な理由は?食べ過ぎると体に悪い?

サバ缶を食べてはいけない・体に悪いと言われるのはどのような理由によるもので、食べ過ぎは控えた方がよいのでしょうか。ここではサバ缶を食べてはいけないと言われる理由や、食べた時の懸念点、食べ過ぎによるデメリットについて解説します。

懸念点①寄生虫「アニサキス」の混入の可能性

サバ缶を食べてはいけないと言われるのは、アニサキスと呼ばれる寄生虫が混入している可能性があるためです。生きたアニサキスを誤って口にした場合、食中毒などの症状を引き起こす恐れがあります。しかし、アニサキスは加熱によって死滅することから、加熱処理されているサバ缶に混入したアニサキスを食べても、体に害を及ぼすことは考えにくいでしょう。

ただし、アニサキスアレルギーをもつ人がアニサキスの屍骸を食べた場合、蕁麻疹や吐き気などのアレルギー症状が現れることがあるので、注意が必要です。

(*サバ缶にアニサキスがいる確率について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

サバ缶にアニサキスがいる確率は?食べても大丈夫?あたる時の原因も紹介!

懸念点②カロリー・塩分やプリン体の摂り過ぎ

サバ缶を食べ過ぎると、カロリーや塩分、プリン体の摂り過ぎになる恐れがあります。サバ缶1缶あたりのカロリーは約250kcalから300kcalで、これは中くらいの茶碗1杯分程度のご飯のカロリーと同じくらいの数値です。1日にサバ缶をたくさん食べるとカロリー過多によって肥満の原因に繋がるため、ダイエット中は特に注意が必要です。

また、サバ缶には1缶につき約1.2gの塩分が含まれています。サバ缶を食べ過ぎて塩分を過剰に摂取すると、高血圧や心不全、心筋梗塞などの病気を引き起こす恐れがあります。

さらに、サバ缶には尿酸値を上げて痛風のリスクを高めるプリン体が含まれているのが特徴です。水溶性の成分であるプリン体はサバ缶の汁に多く含まれているため、気になる人は汁を残すとよいでしょう。

懸念点③缶のBPA(コーティング剤)

サバ缶を食べてはいけないと言われる理由のひとつに、缶に含まれるBPAが挙げられます。BPAはビスフェノールAの略称で、缶詰の内側や食器などに塗られているプラスチックのコーティング剤のことです。BPAは神経系や生殖器などに悪影響を及ぼすことが明らかになっており、厚生労働省は妊婦のBPAの摂取に対して注意喚起を行っています。

サバ缶の汁はBPAの含有量が高いため、サバ缶の汁を捨てるとBPAによるリスクを軽減することが可能です。また、BPA以外のコーティング剤を使用しているサバ缶を選ぶのもよいでしょう。

懸念点④水銀

サバ缶を食べ過ぎると、サバ缶に含まれる水銀によって健康を損なう場合があります。サバは他の魚よりも水銀の保有量が多く、サバ缶1缶あたりに含まれる水銀の量は、水煮缶は約14μg、味噌煮缶は約2.80μgです。

水銀には1週間当たりの摂取量の目安が定められており、毎日摂り続けてこの摂取量の目安を超えると、神経障害や発達障害などの原因に繋がるとされています。また、妊婦が水銀を摂り過ぎた場合、胎児へ悪影響を及ぼすことも明らかになっています。

サバ缶の健康的な食べ方は?毎日はNG?

サバ缶のデメリットを避けるためにも、毎日食べるのは控えた方が良いのでしょうか。ここでは、サバ缶の健康的な食べ方と1日あたりの適量のほか、毎日食べてもよいか否かについて解説します。

サバ缶は1日あたり1缶までを目安にする

サバ缶を食べる際には、1日につき1缶までを目安としてください。サバ水煮缶には、100gあたり約2.9gのDHAおよびEPAが含まれています。成人男性の1日のDHA・EPAの合計の摂取量は1.6gから2.4gが目安で、3g以上を摂り続けると体への悪影響が懸念されます。そのため、サバ缶は1日に1缶程度であれば、毎日でも食べて良いと言えるでしょう。

(*サバ缶を毎日食べ続けた結果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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