豚ヒレ肉のカロリー・糖質や栄養価は?高タンパク質でダイエット向き?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】豚ヒレのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、豚ヒレ(100g)のカロリー・糖質を豚の【他の部位】や【牛ヒレ】と比較しながら紹介します。豚ヒレの栄養価や効能のほか、ダイエット向きのヘルシーレシピも紹介するので参考にしてくださいね。
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豚ヒレのカロリー・糖質は?
豚ヒレは低カロリー・低糖質であると言われていますが、実際にはどれほどのカロリー・糖質があるのでしょうか。豚肉のほかの部位や牛ヒレと比べながら具体的な数値をチェックすれば、どれだけヘルシーな食材であるのか実感できますよ!
豚ヒレ(100g)のカロリー・糖質量【部位で比較】
カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 | |
豚ヒレ | 115kcal | 0.2g | 1.9g | 22.8g |
豚バラ肉 | 386kcal | 0.1g | 34.6g | 14.2g |
豚もも肉 | 183kcal | 0.2g | 10.2g | 20.5g |
豚ロース | 263kcal | 0.2g | 19.2g | 19.3g |
豚ヒレはカロリーが115kcal、糖質が0.2gとなっています。豚ヒレ1切れは30gなので、100gだと約3切れちょっとです。カロリーに着目すると、豚ヒレはバラ肉の約1/3、ロースの約1/2であり、他の部位に比べて低めであることがわかります。脂質に関しては、だいたい1/10以下です。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
(*豚肉の部位別のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
豚ヒレのカロリー・糖質を牛ヒレと比較
カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 | |
豚ヒレ | 115kcal | 0.2g | 1.9g | 22.8g |
牛ヒレ | 133kcal | 0.3g | 4.8g | 20.5g |
牛肉の中でもヒレはやはり低カロリー・低糖質な部位でありますが、豚ヒレ肉には及びません。カロリーだけ注目すればあまり変わりませんが、脂質は豚ヒレ肉に比べて2倍以上含まれているうえに、タンパク質は若干下回っています。
豚ヒレの栄養価や効能は?ダイエット効果ある?
ダイエットの敵として見なされがちな肉ですが、カロリーや糖質を見た限り豚ヒレ肉はヘルシーであることがわかりました。ヘルシーであることに加えて、さらにどんなダイエット効果があるのかここで確認していきましょう。
①タンパク質
ダイエットには摂取カロリーや糖質を抑えるほか、基礎代謝量を増やすことも大切です。基礎代謝量を増やすには、筋肉の量を増やすことが早道となります。筋肉の材料となるタンパク質をたくさん摂ることで、やせやすい身体が作れます。
豚ヒレには豚肉のほかの部位に比べても、牛ヒレに比べてもタンパク質の含有量がきわめて豊富で、ダイエットに有益なことがわかります。(※2)
②ビタミンB1
食事でとった栄養がしっかり代謝されれば、体脂肪として蓄積されることを抑えられます。ビタミンB1は食物の代謝に欠かせないビタミンであり、ダイエットに不可欠です。豚ヒレのビタミンB1含有量は100gあたり0.98mgであり、ほかの部位やほかの肉と比べても豊富に含まれています。(※3)
③カルニチン
カルニチンは、中性脂肪が細胞にエネルギーとして消費される過程で必要とされ、脂肪燃焼を促すため、ダイエット効果のある栄養素となっています。カルニチンを多く含む食品には、ヤギ肉、ラム肉、鹿肉などがありますが、豚ヒレにも多く含まれています。