クリームチーズのカロリーは高い?でも糖質制限向き?栄養価や低糖質レシピを紹介!

【管理栄養士監修】クリームチーズのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、クリームチーズのカロリー・糖質や栄養価を他のチーズと比較しながら紹介します。記事の終盤ではクリームチーズがダイエット・糖質制限向きな理由も紹介するので、参考にしてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 熊橋麻実
Instagram Ameba Nadia
管理栄養士。保育園での管理栄養士経験8年、その他、社員食堂・タワーマンション内カフェ・料理教室などにも従事。現在、レシピ提供や講師・...
Instagram Ameba Nadia
管理栄養士。保育園での管理栄養士経験8年、その他、社員食堂・タワーマンション内カフェ・料理教室などにも従事。現在、レシピ提供や講師・記事執筆などの活動をしながら、現役で園児の給食管理を行っています。これまでの経験を活かし、栄養学の知識をわかりやすくお伝えできればと思います。

目次

  1. クリームチーズのカロリー・糖質量は?
  2. クリームチーズのカロリー・糖質量
  3. クリームチーズのカロリー・糖質量を他のチーズと比較
  4. クリームチーズの栄養素や効能は?
  5. ①ビタミンA
  6. ②ビタミンB1・B2
  7. ③ビタミンE
  8. クリームチーズはダイエット・糖質制限向き?理由は?
  9. 糖質が少ない
  10. GI値も低い
  11. 脂質の質が良く体内で蓄積されにくい
  12. 食べ過ぎには要注意
  13. クリームチーズを使ったヘルシーレシピは?
  14. ①たらこスプレッド(147kcal)
  15. ②クリームチーズソース(29kcal)
  16. ③生ハムクリームチーズ(200kcal)
  17. クリームチーズはヘルシーな食材

クリームチーズのカロリー・糖質量は?

濃厚な風味が魅力のクリームチーズは、カロリーが高いイメージもあります。実際、クリームチーズのカロリーや糖質量はどれほどなのでしょうか?他のチーズとの比較も併せて、順番に紹介します。

※本記事のカロリー・糖質量などは日本食品標準成分表を情報源にしています。

クリームチーズのカロリー・糖質量

カロリー 糖質 炭水化物 タンパク質 脂質
クリームチーズ(100g) 346kcal 2.3g 2.3g 8.2g 33g
クリームチーズ(大さじ1杯:15g) 52kcal 0.3g 0.3g 1.2g 4.9g
Kiri(18g) 61kcal 0.3~1.2g 0.3~1.2g 1.6g 5.7g
フィラデルフィア(100g) 154kcal 1.3g 1.3g 4g 14g

熊橋麻実

管理栄養士

日本食品標準成分表に基づくクリームチーズの栄養価はKiriやフィラデルフィアの商品と異なる場合があります。使用される原材料やその割合が異なるので、ダイエット中は商品の裏面を見て栄養成分を確かめてみましょう。

クリームチーズのカロリー・糖質量を他のチーズと比較

カロリー 糖質 脂質
クリームチーズ 346kcal 2.3g 33g
プロセスチーズ 339kcal 1.3g 26g
チェダーチーズ 423kcal 1.4g 33.8g
エダムチーズ 356kcal 1.4g 25g
ゴーダチーズ 380kcal 1.4g 29g
カッテージチーズ 105kcal 1.9g 4.5g
ブルーチーズ 349kcal 1g 29g

続いて、クリームチーズと他のチーズのカロリー値などを比較してみましょう。それぞれでそれほどカロリー差はなく、クリームチーズもチーズの中では平均的な数値と言えるでしょう。どれもカロリーが高いので、食べ過ぎには注意が必要です。

また、糖質・脂質については他より少し高めであると言えるでしょう。クリームチーズの糖質値はブルーチーズと比較すると倍以上の数値となっているので、少しでも糖質量を抑えたい、といった方には少し不向きかもしれません。

(*チーズのカロリー・糖質について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

チーズのカロリー・糖質は高い?でも太りにくい?ダイエット効果やヘルシーな食べ方を紹介!

クリームチーズの栄養素や効能は?

クリームチーズ プロセスチーズ
タンパク質 8.2g 22.7g
脂質 33g 26g
食物繊維 0g 0g
炭水化物 2.3g 1.3g
ビタミンA 250μg 260μg
ビタミンB1 0.03g 0.03g
ビタミンB2 0.22g 0.38g
ビタミンE 1.2g 1.1g
ビタミンK 12μg 2μg

クリームチーズとプロセスチーズ100g当たりの、カロリーやタンパク質量などを上記に記載しています。タンパク質はプロセスチーズ、ビタミンKはクリームチーズ、といった様にそれぞれで多い栄養素が異なっています。続いて、クリームチーズの効果・効能についても紹介します。

①ビタミンA

ビタミンAの主要成分は、レチノールという成分です。レチノールには皮膚や粘膜の状態を健康に保つ働きや、暗いところでも視力が下がらない様にする効果、発がん性物質のチカラを弱めたりする効果などもあるとされています。脂溶性ビタミンなので、油を使って調理すると効率よく摂取できます。(※2)

②ビタミンB1・B2

ビタミンB1は糖質の代謝、B2は脂質の代謝に大きくかかわっています。太るのが心配なダイエット中などは、助けになってくれるでしょう。また、ビタミンB2は美容のビタミンとも呼ばれており、摂取することでニキビや肌荒れなど美容面の悩みを防止する効果が期待できます。(※3、4)

③ビタミンE

関連する記事