梅酒のカロリー・糖質は高い?ダイエット効果はある?太りにくい飲み方など紹介!
梅酒のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、梅酒(1杯:100ml)のカロリー・糖質量を他の種類のお酒や果実酒類と比較しながら紹介します。梅酒のダイエット効果にくわえ、カロリーオフ・太りにくくする飲み方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
②食物繊維
梅酒の種類のひとつ、にごり梅酒には梅の実が含まれているため、食物繊維も摂取することができます。食物繊維には整腸作用があり、便秘の解消効果が期待できます。また、梅の中にはマグネシウムの成分も含まれています。マグネシウムは腸に水分を集めるはたらきがあるため、便秘薬としても使われる成分です。
便秘の改善は腸内環境の正常化につながります。ダイエットしやすい身体を作るために、腸内環境を整えておきましょう。(※2)
③オレノアール酸
オレノアール酸は梅酒に多量に含まれている栄養成分で、クエン酸同様、血糖値の上昇を抑えるはたらきがあります。糖分の含まれる食品を食べると、血糖値が上昇します。ほとんどの糖分はエネルギーに変わりますが、余った糖分は脂肪となり体内に蓄積されます。これが太るメカニズムです。
膵臓が出すインスリンが多いほど、脂肪に変わる糖分の量が増えると言われています。オレノアール酸のはたらきで血糖値の上昇が穏やかになれば、インスリンは少量で済むので、脂肪が増えにくく、太りにくいということです。
深山明子
管理栄養士
ノンアルコールの梅ジュースにも、梅酒と同じようにこれらの成分が含まれていますので、お酒を飲めない方でも、梅の栄養成分を美味しく摂取できますよ。
ただしカロリー・糖質は高めなのでダイエットにはおすすめしない
梅酒にはダイエット効果が期待できる栄養成分がたくさん含まれています。ただ、梅酒そのものがカロリー・糖質量が高い飲み物なので、ダイエットをするために積極的に飲むというのはおすすめできません。
(*梅酒の効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
梅酒の太りにくくする飲み方は?
梅酒は栄養成分が多く含まれていますが、カロリーや糖質が比較的高いということが分かりました。では、少しでも太りにくくするために、どのような飲み方にすればいいのか見ていきましょう。
①糖質・カロリーオフ商品を購入する
カロリー | 90kcal |
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糖質 | 10.6g |
梅酒は好きだけどカロリーが気になるという方は、糖質・カロリーオフの商品を選ぶというのもひとつの方法です。梅酒と言えばチョーヤが有名ですが、チョーヤの製品にはカロリーや糖質量の少ない商品も多数あります。梅酒のラインナップが多い、サントリーも比較的カロリーの少ない商品を多く展開しています。
甘さ控えめでさっぱりとした味わいのものが多いので、元々甘いのが苦手という方にもおすすめです。各メーカーの製品紹介ページにはカロリーの表記があるので、参考にしてみてください。
②水割りでカサ増しする
梅酒はロックやソーダ割りなどさまざまな飲み方で楽しむことができますが、一番太りにくい飲み方は水割りです。梅酒の味をそのまま感じられるロックも美味しいですが、カロリー・糖質量が気になります。水割りは、梅酒と冷水を1:1の割合で作るので、同じ量を飲んだとしてもカロリー・糖質量とも摂取量はロックの半分です。
梅酒のカロリーや糖質が気になる方は、水割りにして飲むのが良いでしょう。