ポテチで太る理由・部位は?食べ過ぎは危険?ダイエット中の食べ方・商品のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】ポテチは1番太るお菓子と言われているのを知っていますか?どうしてなのでしょうか?今回は、ポテチは太ると言われる理由・部位や食べ過ぎる危険性に加え、ダイエット中に食べたい時でも太りにくい食べ方を紹介します。ポテチの太りにくい商品ランキングTOP5も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ポテチを食べると太る?太らない?
- ポテチを食べると1番太ると言われる理由は?
- ①ポテチはカロリーがとても高い
- ②ポテチは炭水化物で糖質が多い
- ③ポテチは中毒性があると言われる
- ④よく噛まずに食べ易く食べ過ぎに繋がりやすい
- ポテチを食べて太る部位・場所はどこ?
- ポテチの食べ過ぎは太る以外にも悪影響あり?
- ①塩分で高血圧になる
- ②油のトランス脂肪酸が心臓病・がんの原因になる
- ③アクリルアミドが繁殖障害・がんの原因になる
- ポテチのダイエット中の太りにくい食べ方は?
- ①1日200kcal(一袋の半分)までにする
- ②小袋タイプの商品を選ぶ
- ③夜遅くに食べない
- ④食べ合わせを工夫する
- ⑤ノンフライ商品を選ぶ
- ⑥ながら食べをしない
- ⑦ポテチをヘルシーなお菓子で代用する
- ポテチの太りにくい商品ランキングTOP5を紹介!
- 5位:ナチュラルローソン オリーブオイルで揚げたポテトチップス(199kcal)
- 4位:カルビー じゃがライト(162kcal)
- 3位:テラフーズ カロリーを気にせずに食べられるポテトチップス やきじゃがうすしお味(138kcal)
- 2位:カルビー 堅あげポテト プッチ4 うすしお(76kcal)
- 1位:Asahi ベイクドポテト塩味(60kcal)
- ポテチの食べ過ぎに注意しよう
ポテチにはマイルドドラッグの一面があり、袋を開けたら途中でやめることができないといった人もいますが、その場合は小袋タイプのものを選ぶのがおすすめです。小袋のポテチは1回分の食べきりタイプで、15gから28gの内容量になっています。これならば、1袋の4分の1から半分の量になるので、カロリーもその分減らすことができます。
③夜遅くに食べない
夜遅い時間にものを食べると太りやすいと言われますが、それには体内に存在するタンパク質のBMAL1が関係しています。BMAL1は余ったエネルギーを脂肪に変えて体に蓄積する働きを持つタンパク質で、1日の中でその量が変動しており、特に22時〜翌2時までが最も増える時間帯です。
逆に量が少なくなるのが15時前後の時間帯なので、高カロリー・高糖質・高脂質のものを食べるなら、この時間帯に食べれば同じものを食べても太りにくくなります。
また、15時〜18時の時間帯は体温が1日のうちで1番高い時間帯でもあり、カロリーを消費しやすくなっています。ポテチは高カロリー・高糖質・高脂質のお菓子ですが、どうしてもダイエット中に食べたい時は夜ではなく15時~18時の時間帯に食べるのが賢明でしょう。(※5)
④食べ合わせを工夫する
ポテチを食べる時には、ビタミンB群を含む食材と一緒に食べるのがおすすめです。ビタミンB群は食べた栄養分のエネルギーへの変換を促進するため、太りづらくなります。糖質はビタミンB1が、脂質はビタミンB2がエネルギーへの変換を促進します。ちなみにビタミンB1は豚肉や豆類に、ビタミンB2は卵や葉野菜に多く含れる成分です。
またチーズはタンパク質を多く含む食品で、ポテチと一緒に食べることで、不足がちなタンパク質を摂取することができます。さらにチーズは腹持ちもいい食材なので、ポテチの食べ過ぎ防止にも期待できます。ほか、青のりには油の吸収を抑える効果があるため、ダイエット中に食べるポテチのフレーバーとしては1番のおすすめです。(※6、7)
広口 みどり
管理栄養士
御飯の直前になると肝心な食事に支障が出ます。あくまでも食事を第一、間食はおやつという認識をもって、摂取時間や食べる量には気を付けましょう!
⑤ノンフライ商品を選ぶ
ポテチの中にはメタボやダイエット対策として、ノンフライの製品も増えてきています。油で揚げずに焼いて作ることにより、油の分量を半分以上カットでき、カロリーも脂質も低く抑えることができます。また、ノンフライだとトランス脂肪酸を摂取することもなく、健康的です。
⑥ながら食べをしない
テレビを見ながら、本を読みながらなど、ながら食べをする習慣がある場合はなるべく改めましょう。その理由は、何かをしながら食べると食べた実感を感じにくく、食べ過ぎになりがちだからです。テレビを見ながらポテチを食べていたら、気づかないうちに1袋全部食べきってしまったといったことのないようにしましょう。
⑦ポテチをヘルシーなお菓子で代用する
ポテチの代わりになるようなヘルシーなお菓子も売られています。ごぼうなどの野菜チップスや大豆を潰してチップスにしたものは、食物繊維が豊富に含まれ、便秘解消になりカロリーも少なめです。また、昆布やワカメといった海産物を使ったお菓子は糖質・脂質・カロリー共に低く、かみごたえがあり満足感を得やすくダイエット中におすすめのおやつです。
ポテチの太りにくい商品ランキングTOP5を紹介!
順位 | 商品名 | カロリー | 内容量 |
5位 | ナチュラルローソン オリーブオイルで揚げたポテトチップス | 199kcal | 40g |
4位 | カルビー じゃがライト | 162kcal | 40g |
3位 | テラフーズ カロリーを気にせずに食べられるポテトチップス やきじゃがうすしお味 | 138kcal | 31g |
2位 | カルビー 堅あげポテト プッチ4 うすしお | 76kcal | 15g |
1位 | Asahi ベイクドポテト塩味 | 60kcal | 16.5g |
上記はカロリーが低く、太りにくいポテチを太りにくさの順に1位から5位までランキングにしたものです。ポテチはカロリーが高く、1番太りやすいとされるお菓子ですが、どうしても食べたい場合にはなるべくカロリーの低いものを選びましょう。
5位:ナチュラルローソン オリーブオイルで揚げたポテトチップス(199kcal)
オリーブオイルを使用して揚げたポテチで、脂質の量を20%カットして作られているため、カロリーも低いヘルシーな商品です。味付けにイタリアの天日塩を使用し、じゃがいもを厚めにカットすることで生まれるザクザクとした硬めの食感が満足感を得やすくしています。
4位:カルビー じゃがライト(162kcal)
こちらは油で揚げずに焼いて作るタイプのポテチで、通常のポテチの脂質量の80%をカットすることに成功しました。塩分も控えめで、さらっとした食感で、手が油っこくならないといったメリットもあります。軽い食べ心地で、ダイエットや血圧高めの人も食べやすいポテチです。