はちみつ大根は咳に効果ある?効かない?飲み方や大根を食べるレシピのおすすめも紹介
【管理栄養士監修】はちみつ大根は咳・喉・風邪に効くと知っていますか?今回は<はちみつ・大根>別の栄養成分と効果・効能に加えて、<効果ある・効かない>別の口コミを紹介します。はちみつ大根の効果を引き出す飲み方や大根は食べるのか、作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- はちみつ大根の効能は?喉や風邪に効く?
- はちみつの栄養成分と咳・喉への効果
- ①グルコン酸
- ②過酸化水素
- 大根の栄養成分と咳・喉への効果
- ①アリルイソチオシアネート
- ②ビタミンC
- はちみつ大根は効果ある?なし?【口コミ】
- はちみつ大根は効果あるという口コミ
- はちみつ大根は効かない・効果なしという口コミ
- はちみつ大根の作り方・レシピは?
- はちみつ大根の材料
- はちみつ大根の作り方・手順
- はちみつ大根の効果を引き出す飲み方・レシピのおすすめは?
- ①はちみつ大根で作る生姜湯
- ②はちみつ大根でホットミルク
- ③はちみつ大根エキス入り甘酒
- はちみつ大根の大根を美味しく食べるレシピも紹介!
- ①簡単はちみつ大根の残りで黒酢漬
- ②はちみつ大根の鶏そぼろ
- はちみつ大根を咳・喉の調子が悪い時に飲んでみよう
はちみつ大根の効能は?喉や風邪に効く?
はちみつ大根といえば、歌手やアナウンサーなど声を使う仕事の人が摂っていると聞いたことはあっても、実際に食べたことのある人は少ないかもしれません。はちみつ大根には、どのような効能があるのでしょうか。ここでは、はちみつ大根の効能や、喉の痛みや咳などの風邪症状に効くのかについて紹介します。
はちみつの栄養成分と咳・喉への効果
はちみつはロイヤルゼリーなど、サプリメントとして販売されるほど健康に良いものです。ここからは、はちみつ大根のはちみつに含まれる栄養成分や、風邪症状への効果について説明します。
①グルコン酸
はちみつに含まれる成分のグルコン酸は、風邪の諸症状に効果があるといわれる成分です。その効果・効能は下記の通りです。
・殺菌作用
・炎症の改善
・腸内環境の改善
グルコン酸は殺菌作用の強い成分で、医療現場などでは傷口に塗ったり、医療機器の消毒にも使われています。また口内炎や咽頭炎などの炎症箇所に直接塗れば、痛みが軽減し治りを早くすると言われています。また、グルコン酸は腸内に棲むビフィズス菌を増やす効能もあることから、腸内環境を改善し、便秘の解消にも役立ちます。(※1)
小林花菜
管理栄養士
ヨーグルトにはちみつをかけると腸内環境の改善が期待できるというのは、このグルコン酸がヨーグルトに含まれるビフィズス菌を増やすためであると言われています。
②過酸化水素
はちみつが空気中の水分を吸収することで過酸化水素は発生します。過酸化水素に期待される効果・効能は下記の通りです。
・殺菌作用
・炎症の改善
・漂白作用
過酸化水素はオキシドールともいわれ、消毒薬に使われる成分で傷口や喉の痛む箇所に塗れば、炎症を改善してくれます。また漂白の作用もあり、工業用に製紙パルプの漂白や髪の脱色、歯のホワイトニングにも使われる成分です。
(*はちみつの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
中村ふみ
管理栄養士
はちみつを保存していると上の方に白い泡が浮かんでいるのを目にすることがあります。実はこの白い泡の正体が過酸化水素です。この過酸化水素は、はちみつに含まれる酵素とブドウ糖が反応することで発生します。
大根の栄養成分と咳・喉への効果
はちみつ大根の大根に含まれる健康効果でよく知られているのは消化酵素のジアスターゼです。これは胃腸の不快感の軽減などに効果を発揮する成分ですが、咳や喉の風邪症状に効果を発揮するものは下記の2つになります。
①アリルイソチオシアネート
アリルイソチオシアネートは大根に含まれる辛味成分の一種で、期待される効果・効能には下記のようなものがあります。
・殺菌作用
・消炎鎮痛作用
・抗酸化作用
大根に含まれるイソチオシアネートには、強い抗酸化作用があり、老化やがん予防の効果が期待できます。イソチオシアネートは、すりおろすことで起こる化学反応によってアリルイソチオシアネートになります。アリルイソチオシアネートには体内で殺菌を担当する白血球を活発化する効能があり、体内の炎症箇所の殺菌にも効果的です。
イソチオシアネートには、そのほかにも痛みを軽減する消炎鎮痛の効果も期待でき、喉の痛みも軽減してくれます。また、血液をサラサラにする効能も期待できるため、動脈硬化などの生活習慣病にも効果が見込めます。(※2)