シリアルの栄養価は足りてる?栄養バランスを補うアレンジレシピを紹介!
【管理栄養士監修】シリアルに含まれる栄養素を知っていますか?甘食い物も多いですが、種類もさまざまです。今回は、シリアルのカロリーやダイエットへの適性にくわえ、栄養価についても紹介します。シリアルの栄養バランスを補うアレンジメニューも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カロリー | 糖質 | |
オートミール(40g) | 152kcal | 24g |
オートミール(40g)+牛乳 | 290kcal | 34g |
グラノーラ(40g) | 188kcal | 13g |
グラノーラ(40g)+牛乳 | 326kcal | 23g |
コーンフレーク(40g) | 152kcal | 32g |
コーンフレーク(40g)+牛乳(200ml) | 290kcal | 42g |
白米(150g)+味噌汁(1杯) | 283kcal | 60g |
食パン(1枚)+スクランブルエッグ | 304kcal | 28g |
朝食で主に食べられる食材と、シリアルのカロリー・糖質を表にしてみました。牛乳をかけて食べることが多いシリアルですが、カロリーはどう変化するでしょうか。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※3)
牛乳をかけることでカロリー・糖質が増加
牛乳をかけるとその分、カロリーや糖質が増加します。気になるなら牛乳を豆乳、低脂肪の物に変えるなどの工夫をしましょう。ダイエットしているなら、グラノーラに表示されている牛乳の量も守るのも重要になります。
朝食としては低カロリー
表を見てみると、ご飯と味噌汁の組み合わせはとても低カロリーではあるものの、これにおかずが加わることを考えると、他の朝食とそれほど変わりはないと想像できます。グラノーラは砂糖が添加されていることが多く、カロリーや糖質は多くなりがちです。
しかし、コーンフレークなどのシンプルなシリアルは、比較的低カロリーで、ご飯と味噌汁の組み合わせよりも糖質は低いことがわかります。これらを考えると、シリアルは朝食としては低カロリーであると言えます。
片村優美
管理栄養士
シリアルだけの食事は確かに低カロリーではありますが、その分お腹が空きやすいかもしれません。ナッツやフルーツを加えたり、しっかり噛んだりすることを意識して満足感を高めてくださいね。
シリアルはダイエット向き?
シリアルは栄養は比較的バランスが取れていますが、ダイエットには向いているでしょうか。甘くて美味しいですが、表示されている量を守って食べましょう。
GI値は低い
GI値とは、その食品ごとに血糖値がどれぐらい上がるかをぶどう糖を基準に数値で表したものです。GI値が低いものほど消化吸収が緩やかなので、血糖値も上がりにくく、太りにくいと言えます。GI値60以下のものが低GIと言われていますが、シリアルはGI値が低く、ダイエットに向いていると言えます。
ただし、グラノーラでは甘くてたくさん食べてしまいがちなので、砂糖が使われていないものを食べましょう。オールブランシリアルがGI値45なのでおすすめです。(※4)
(*シリアルのダイエット向きの食べ方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
シリアルの栄養バランスを補うアレンジメニュー
シリアルだけを朝食に食べていても、栄養バランスはとれません。バランスを補うためにアレンジして食べましょう。いくつか紹介しますので、参考にしてください。
①フルーツ+シリアル
定番のヨーグルトとシリアルの組み合わせにフルーツをプラスすることでビタミンが摂取でき、1日の栄養バランスが摂りやすくなります。