するめ・あたりめは太る?夜に食べてもOK?食べ過ぎのデメリットも紹介!
【管理栄養士監修】するめ・あたりめは太るのか知っていますか?するめやあたりめはダイエットにも向いているのでしょうか?今回は、するめは太るか・太らないかに加え、夜食べても大丈夫なのかを紹介します。するめのダイエット向きの食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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するめ・あたりめは太る?太らない?
イカを乾燥させて作るするめはあたりめの俗語で、両者は同じものを指します。ダイエット中はするめ・あたりめのカロリーや糖質が気になりますが、するめ・あたりめは太りやすい食べ物なのでしょうか。するめ・あたりめを食べて太るのかどうかについて解説します。(※1)
(*あたりめについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
するめ・あたりめで太るかは食べ方次第
100gあたり | カロリー | 糖質 |
するめ | 304kcal | 0.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※2)
するめ・あたりめで太るかどうかは、食べ方によります。するめの100gあたりのカロリーは高く、中茶碗に盛ったご飯のカロリーと同じくらいです。しかし、するめ・あたりめを1枚食べ切ることはほとんどないため、するめ・あたりめをお酒のおつまみとして少量食べる分には太りにくい食べ物だと言えるでしょう。
また、するめの糖質は低いため糖質制限中の人にも安心して食べることができます。また、するめ・あたりめを食べる時はよく噛んで食べると太りにくくなります。噛む回数が増えると満腹中枢が刺激されて満腹感を感じやすくなるため、小腹が空いた時に少量食べるのもおすすめです。(※3、4)
するめで太るような食べ方は?食べ過ぎはNG?
するめのカロリーはそれほど高くはありませんが、食べ過ぎると太るのでしょうか。ここからは、するめの太るような食べ方や食べ過ぎを控えるべきかどうかについて説明します。
①食べ過ぎる
するめやあたりめを食べて太る以外のデメリットは、以下の通りです。
・血圧の上昇やむくみの原因になる
・食欲が増す
するめに含まれる塩分の量は、100gに対して2.2g程度です。男性の理想的な1日の塩分の摂取量は7.5gなので、100gのするめを食べると1日に必要な塩分量を1/3も摂取することになります。するめを食べ過ぎると塩分の摂り過ぎとなり、体に様々な症状を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
塩分を摂り過ぎると体内に水分が溜め込まれてむくみの原因となるうえに、代謝が下がって太りやすくなります。また、塩分の過剰摂取によって血圧が上がると、動脈硬化や脳卒中などの病気の原因にも繋がります。
さらに、塩分の高いするめを食べ過ぎると食欲が増す作用があるため、注意してください。適切な塩味は食欲を刺激して美味しさを感じますが、塩分を摂り過ぎると食欲が過剰に増進されて食べ過ぎに繋がり、肥満の原因になります。(※5)
②カロリーが高い調味料をかけている
するめにカロリーが高い調味料をつけたりかけたりして食べると、カロリーが上がって太りやすくなります。するめに合うマヨネーズは、大さじ1杯あたり84kcalものカロリーがあります。するめにマヨネーズをつけるとコクが増してお酒にも合う味になりますが、ダイエット中はマヨネーズのようなカロリーが高い調味料をつけずに食べるとよいでしょう。(※6)
③お酒を飲み過ぎている
するめをお酒のおつまみとして食べる際に、お酒を飲み過ぎることも太る原因のひとつです。飲酒をすると、お酒に含まれるアルコールを分解すると同時に中性脂肪の生成が促進するため、お酒を飲んだ分だけ体に脂肪が蓄えられます。また、お酒の種類によっては糖質が高いものもあるので、飲み過ぎると糖質の摂り過ぎとなって太りやすくなります。(※7)
するめは夜に食べても大丈夫?太る?
するめは歯ごたえがあるため、よく噛んで食べる必要があります。するめをしっかりと噛んで食べると満腹中枢が刺激されて、少量で満足感が得られます。そのため、夜食としてするめを少量食べると空腹を紛らわすことができ、太りにくくなるでしょう。また、夕食の前にするめを食べると、夕食の量を抑えることができます。