キムチ鍋のカロリー・糖質は?肉なしだと?ダイエット向きな食べ方も紹介!
キムチ鍋のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、キムチ鍋(1人前・1杯)のカロリー・糖質量を〈肉あり・肉なし(野菜のみ)〉で他の鍋料理と比較しながら紹介します。キムチ鍋のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット効果にくわえ、カロリーオフな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
キムチ鍋には、豚肉や鶏肉など様々な肉類を入れることができます。肉類には、ビタミンB1がたくさん含まれており、糖質の代謝つまりエネルギー変換を促すはたらきがあります。
糖質はインスリンによって脂肪に変わっていきます。そこにビタミンB1が加わると、脂肪に変わる前に代謝されるので、太りにくくなると言われています。ダイエットにとても有効な成分と言えるでしょう。(※2)
③乳酸菌
キムチには乳酸菌も豊富に含まれています。乳酸菌と言えばヨーグルトなど動物性の乳酸菌を想像しますが、キムチの乳酸菌はラクトバチルスという植物性の乳酸菌です。動物性乳酸菌より胃酸に強く、より高い整腸作用があります。
腸内環境が改善されることで便秘の解消が期待できます。便秘が解消されると体にたまった老廃物を排出しやすくなるので、痩せやすい体づくりにも効果があると言えるでしょう。(※4)
(*キムチの栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キムチ鍋のダイエット向きのヘルシーな食べ方は?
高カロリー・高糖質とは分かっていても、ダイエット中でもキムチ鍋が食べたくなることはあります。そんな時に、キムチ鍋をヘルシーに食べられる方法を紹介していきます。
①雑炊・うどんの締めを控える
1人前 | カロリー | 糖質 |
雑炊(ご飯) | 269kcal | 59g |
うどん | 242kcal | 48g |
キムチ鍋の楽しみのひとつに締めの雑炊やうどんがあります。ただ、もともとカロリー・糖質量の高いキムチ鍋の中に炭水化物を追加するとカロリー・糖質の摂りすぎです。キムチ鍋+ご飯で822kcal/83gに、キムチ鍋+うどんで795kcal/72gのカロリー・糖質の摂取になってしまいます。
ダイエット中にキムチ鍋を食べるときには雑炊やうどんの締めは控えた方が良いでしょう。
②脂質の少ない肉の部位を選ぶ
(生肉/100gあたり) | カロリー | 糖質 |
豚バラ肉 | 395kcal | 0.1g |
豚ロース肉 | 263kcal | 0.2g |
豚もも肉 | 183kcal | 0.2g |
上記は100gあたりのカロリー・糖質量を表にしたものです。豚肉は比較的脂身が多いですが、その中でも部位によって大きな差があります。キムチ鍋に豚肉を使用する場合は、できるだけ低カロリーな部位、脂身の少ないものを選ぶようにしましょう。
また、豚肉以外にも鶏肉もキムチ鍋に合うお肉です。豚肉より脂身も少なく、皮の部分を取り除けば簡単にカロリーオフすることもできます。もも肉よりヘルシーな胸肉を使うのもおすすめです。鍋でゆっくり煮るのでパサパサ感もそこまで気になりません。
③スープを飲むのを控える・薄味にする
具材のカロリーがほとんど変わらないキムチ鍋としゃぶしゃぶのカロリーや糖質量に大きな差が出る原因はスープにあります。キムチ鍋はキムチの他に、砂糖や日本酒、鶏がらスープ、にんにく、コチュジャンなど多くの調味料を加えて作ります。この分カロリーは高くなるので、調味料を少しずつ減らし薄味にしてみるのも良いでしょう。
また、しゃぶしゃぶと違い、スープだけを飲んでも美味しいので、食べている途中で無意識の内についスープを飲んでしまいます。これがカロリー・糖質の摂取量が多くなるひとつの理由です。キムチ鍋を食べるときには、意識してスープを飲むことを控えましょう。
④うどんの代わりにしらたきを活用する
締めのうどんの代わりにしらたきを加えましょう。カロリーはうどん(1人前230g)242kcalに対して、しらたき(1玉200g)はたったの12kcalです。糖質についてはうどん48gに対してしらたきはほぼ0gです。カロリーや糖質が大幅にカットされる上、噛みごたえがあるので満腹感も得やすい食材です。
同じような食材に葛きりやマロニーもありますが、原料がコンニャクイモのしらたきが一番カロリーが低いです。麺の雰囲気を感じながらカロリーオフできるしらたきを有効活用しましょう。