納豆の栄養成分と健康効果は?加熱OK?効果的な食べ方・食べ合わせなど解説!
【管理栄養士監修】納豆に含まれる栄養素を知っていますか?今回は、〈タンパク質・食物繊維・ナットウキナーゼ〉など納豆の栄養成分・効能に加え、加熱OKか?など、成分を効率的に摂れる食べ方も紹介します。食べ合わせのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
納豆の健康効果をアップさせるために食べ合わせを考えましょう。王道から意外なものまで、いくつかありますので紹介します。
①納豆+キムチ
納豆にはオリゴ糖が含まれているので、キムチに含まれる乳酸菌の餌になります。善玉菌も増えやすく、お互いの酵素の効果をアップする、おすすめの食べ方です。
②納豆+ネギ
王道な食べ方ですが、ネギに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収をよくして疲労回復を促してくれます。血栓予防効果もあるので大人の健康に一役買ってくれるでしょう。
③納豆+鰹節
たれと一緒に鰹節も合わせることで、うまみがアップするほか、タンパク質とカルシウムも豊富に摂取できます。カルシウムだけでは骨の形成はできませんから、ビタミンKや亜鉛が含まれる納豆との相性はとても良いと言えます。
秋山 嘉代
管理栄養士
上記の食べ方『②よく混ぜる』で増えるグルタミン酸と、鰹節のうまみ成分であるイノシシ酸との相乗効果で、うまみがアップします。また、ごま油などを垂らして食べることで『③油と調理する』を手軽に実践できます。ごま油の風味で食欲も増しますよ。
④納豆+ゴマ
香ばしい香りの納豆とゴマの組み合わせです。ゴマには鉄分やリノール酸などの不飽和脂肪酸、ミネラル類が豊富に含まれているので、アンチエイジング効果や美肌効果に大きな期待が持てます。ゴマの栄養吸収をよくするために、すりごまを使いましょう。
⑤納豆+アボカド
納豆とアボカドの組み合わせは、味の相性も良い他、栄養バランスも優れているので、ぜひ試したい一品です。納豆にはビタミンCがあまり含まれていませんから、アボカドで補いましょう。亜鉛も摂取されやすくなります。おつまみにも使えるので、ナットウキナーゼの摂取にも良いでしょう。
納豆は栄養豊富な食材
栄養豊富でコストパフォーマンスも高い納豆は毎日の健康に大いに役立ちます。糖質も低いので、ダイエット中でも食べやすく、善玉菌の増殖の効果や、良質なタンパク質も含まれています。継続もしやすい食材なので、食べ続けることをおすすめします。