魚肉ソーセージ(1本)のカロリーは?糖質・タンパク質など栄養価も紹介!
【管理栄養士監修】魚肉ソーセージの栄養価やカロリー・糖質を知っていますか?今回は、魚肉ソーセージの栄養成分のダイエット効果や効能、〈1本・100g〉のカロリー・糖質をソーセージと比較しています。〈食品添加物・塩分〉などの注意点やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
100mg | 650mg | 15% |
カルシウムは骨を強くしたり筋肉の収縮を助けたりする働きを持っていて、子供だけではなく大人も積極的に摂取したい栄養素です。ビタミンDやビタミンKと一緒に摂取すると、より効率的に栄養を吸収できます。(※5)
④ビタミンB2
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.6mg | 1.6mg | 38% |
ビタミンB2は、糖質・脂質・タンパク質といった三大栄養素をタンパク質に変える働きや、髪や肌を再生する働きをしています。ビタミンB2は水溶性ビタミンで体内には蓄積されにくいため、一度にたくさん摂るよりも1日の中でこまめに摂取することが大切です。(※6)
⑤ナイアシン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
5mg | 15mg | 33% |
ナイアシンには、三大栄養素である糖質・脂質・タンパク質をエネルギーに変える働きや脳の働きを助ける働き、抗酸化作用があります。心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中の防止のためにも大切な栄養素で、ナイアシンが不足すると集中力が低下したりイライラしたり、疲れやすくなったりします。
ナイアシンはビタミンB2と同じで水溶性であるため、1日の中でこまめに摂取するようにしましょう。(※7)
⑥リン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
200mg | 1000mg | 20% |
リンはミネラルの一種で、骨や歯を形成する、エネルギーを作り出す、脂肪を燃焼するといった働きがあります。ほとんどの食品に含まれている栄養素なので、不足よりも過剰摂取に気をつける必要があります。リンを過剰摂取すると、心筋梗塞や心不全の原因となる可能性があります。(※8)
魚肉ソーセージを食べる際の注意点は?
食べやすくおいしいため、つい何本も食べてしまいがちな魚肉ソーセージですが、食べ過ぎると体に良くない影響が出る可能性があります。具体的な注意点を見ていきましょう。
①食品添加物
魚肉ソーセージに含まれる食品添加物は、以下の通りです。
■亜鉛酸ナトリウム
魚肉ソーセージの見た目を良くするために使われており、発がん性がありると言われています。
■リン酸ナトリウム
魚肉ソーセージの原料を固めるために使われる添加物で、危険性はあまり高くありませんが、過剰摂取をすると骨粗鬆症の原因となります。
■着色料
着色料には発がん性があるものもありますが、安全面からトマト・くちなしなどで着色している魚肉ソーセージが多いです。
購入時は成分表をよく見て、これらの食品添加物が含まれていないか確認しましょう。特に、子供が魚肉ソーセージを食べる時には、自然由来のもので着色した魚肉ソーセージなどがおすすめです。
②食べ過ぎによる塩分の過剰摂取
厚生労働省が定める成人男性の1日あたりの塩分摂取量が8g未満であるのに対し、魚肉ソーセージには1本あたり約1.5g程度の塩分が含まれています。塩分を過剰に摂取するとむくみの原因になるだけではなく、高血圧や動脈硬化、脳卒中、心臓病といった命に関わる病気につながってしまいます。