ポカリスエットの飲み過ぎは危険?下痢になる?毎日飲むとどうなるかも紹介!
ポカリスエットを飲み過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、ポカリスエットの飲み過ぎによる〈下痢・太る・吐き気〉 など悪影響の例を原因とともに紹介します。ポカリスエットの飲み過ぎにならない1日の摂取量の目安や、適量飲んだ場合の効果・効能も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*スポーツドリンクが体に悪いかどうかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ポカリスエットの飲み過ぎにならない1日の摂取量の目安は?
飲み過ぎると様々なトラブルの可能性があるポカリスエットですが、1日の摂取量の目安はどのくらいなのでしょうか。注意してほしいのは、成人と子供での摂取量の違いです。詳しく紹介するので参考にしてください。
①成人の場合:1日1〜2Lが目安
成人の場合、1日のポカリスエット摂取量の目安は1〜2Lです。これは運動や風邪などで発汗した場合のもので、日常的に飲むことを推奨しているわけではありません。また、持病がある人や妊娠中で妊娠高血圧症の可能性がある人など塩分や糖分の制限をしている人は医師と相談して摂取量を決めた方が良いでしょう。
②子供・乳幼児の場合:年齢によって量が変わる
1日の摂取量の目安 | |
生後3〜9ヶ月 | 170ml |
生後9〜11ヶ月 | 250ml |
1〜2歳 | 260〜300ml |
3〜4歳 | 300〜360ml |
5〜6歳 | 360〜400ml |
7〜10歳 | 400〜500ml |
身体の小さい子供は、年齢によって摂取量の上限が違うので注意してください。特に離乳食期の乳幼児は、腎臓がまだ未発達のため塩分・砂糖を含むポカリスエットは身体に負担がかかります。赤ちゃん用にブドウ糖や果汁のみで作られたのもがあるので、夏場汗をかいた時や発熱時などに活用してください。
虫歯のリスクも高まるため、大人と同じ食事をするようになった子供でも、毎日ポカリスエットを飲むのはおすすめできません。
ポカリスエットの飲み過ぎによる症状の対処法・防止策は?
ポカリスエットを飲み過ぎて、体調不良の症状が出た時にはどのようにすれば良いのでしょうか。ここでは、過剰に飲み過ぎたときの対処法・防止策を紹介します。
症状が治らないようなら病院へ行こう
冷たいポカリスエットの飲み過ぎで、腹痛や下痢の症状が出ているときは温かい飲み物を飲んだり横になるなどして自宅で安静にして様子を見ましょう。しかし、塩分・糖分の過剰摂取が原因で高血圧や急性糖尿病などの症状がある場合は病院を受診することをおすすめします。
日頃から習慣的にポカリスエットを飲むのは控えるようにすることで、飲み過ぎによる体調不良を予防することができます。
ポカリスエットを適量飲んだ場合の効果・効能は?
ポカリスエットを飲み過ぎると悪影響に繋がりますが、適切な量であれば健康に役立つ効果が享受できます。ポカリスエットを適量飲むことでの効果・効能はどのようなものがあるのでしょうか。
①水分補給
私たちの身体は60%以上が水分で出来ていますが、その水分(体液)は真水ではなくナトリウムやカリウムなどイオン電解質を含んでいます。ポカリスエットはナトリウム・カリウムなど私たちの体液に近いイオンバランスの飲み物です。
脱水症状があるとき、水だけを飲むと体液が薄まりより体調が悪化する可能性がありますが、ポカリスエットならバランスを崩すことなく水分とイオンを補給をすることができます。運動時や発熱時の水分補給にはポカリスエットを飲むのが効果的です。(※10、11)