ポトフのカロリー・糖質は材料で変わる！ヘルシーな組み合わせなど紹介！

ポトフに使用する肉類は、その種類によってカロリーや糖質量が大幅に変わります。上の表はすべて100gあたりのカロリーと糖質量を表していますが、表の中で最もカロリーが高いのはベーコンです。ウインナーやフランクフルトなどの加工肉もカロリーが高い傾向にあります。

ただし、加工肉以外でも豚ばら肉のような脂質量の多い肉類はカロリーも高く、もも肉やヒレ肉のような脂質量の少ない肉はカロリーも低くなります。なお、各種肉類の栄養面の違いは以下の通りです。

■ベーコン：ベーコンにはビタミンB1やビタミンCが多く含まれています。タンパク質が豊富に含まれているためダイエット中の体づくりに役立ちますが、一方で脂質や塩分量が多いので食べ過ぎに注意が必要です。

■牛肉：牛肉にはL-カルニチンという脂肪燃焼に役立つ成分が多く含まれています。また、良質なタンパク質も豊富に作られているため、筋肉作りにも役立つでしょう。

■鶏肉：鶏肉は他の肉類によりも比較的低カロリーの食材です。特にもも肉の栄養価は高く、ビタミンAやビタミンB2・ナイアシン・鉄といった栄養素を含んでいます。もも肉は栄養価が高い一方で、脂質が多くカロリーが高くなってしまうのが難点ですが、皮を取り除くことによってカロリーを大幅に減らすことが可能です。

ポトフは工夫次第でダイエット向きにカロリーオフすることが可能です。ここでは、ポトフをカロリーオフするための方法をいくつか紹介します。

肉類は脂質の量が多ければ多いほど、カロリーも高く豚肉でも、豚バラ肉のような脂質の多い部位はカロリーが高く、豚もも肉のような脂質の少ない部位はカロリーが低くなります。ポトフを作る際には、なるべく脂質の少ない肉の部位や種類を選ぶことでカロリーを減らすことができます。

肉は野菜に比べるとカロリーが高い傾向にあります。肉類を増やせば増やすほど、カロリーも高くなっていくでしょう。そのため、カロリーを減らしたいのであれば肉の量を控えめにすることも大切です。

ダイエットで食事制限をしていると、空腹感に悩まされがちです。カロリー制限中にポトフの肉類を多めにすると、具材の量が少なくなってしまいます。そのため、具材の量を増やして空腹感を解消するためにも肉類よりも低カロリーな野菜を多めに使用するのもおすすめです。ただし、南瓜やじゃがいもなどの高カロリーの野菜は控えめにします。

ポトフは具材を食べるだけでなく、スープも美味しい料理ですが、スープにもカロリーがあるので注意が必要です。ダイエット中はスープを残すことで摂取カロリーを減らすことができ、ダイエットの成功につながります。しかし、スープには具材の旨味が染み込んでいるので無駄にしないためには、残したスープを違う日の食事に活用するのもおすすめです。

ダイエット中は、カロリーだけでなく食事の糖質量も気にしている場合も多いかもしれません。ここでは、ポトフを食べる際に糖質量をカットする方法について紹介します。

上記の表は野菜100gあたりの糖質量です。玉ねぎやじゃがいも・さつまいもなどといった芋類や根菜類は、キャベツなどの葉野菜に比較すると糖質量が数倍以上含まれています。ダイエット中にポトフを作るなら、材料に芋類や根菜類を減らすことで糖質量も減らすことが可能です。