アーモンドダイエットの効果・食べ方は？1ヶ月で痩せる？口コミとともに紹介！

アーモンドは健康的でダイエットに相応しい食品だということを、一度は聞いたことがあるかもしれません。今回は、アーモンドが本当にダイエットに向いているのかを解説します。まずはアーモンドのカロリーや糖質・脂質の数値を見てみましょう。

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

ナッツ類は油分が多いと良く言われるように、アーモンドも含めたほとんどのナッツにおける、成分のおよそ50％以上は脂質です。くるみやマカデミアナッツの脂質の量は特に多く、アーモンドよりも太りやすいと言えます。

ナッツ全般の糖質量は、脂質に比べて多いわけではありません。しかし脂質は1gあたり9kcalと糖質よりもカロリーが高く、アーモンドを含めたナッツ類は高カロリーな食品です。（※2、3）

アーモンドは脂質を多く含みカロリーも高いのですが、健康に良くダイエットにもおすすめだと言われる食品です。なぜそのように言われるのか、アーモンドにはどのような効果があるのかについて解説します。（※4）

アーモンドは、オレイン酸と呼ばれる良質な脂質を多く含んでいます。不飽和脂肪酸であるオレイン酸は、アーモンドなどの植物性油脂に多く含まれていて、悪玉コレステロールを減らし健康な血液を作るのに重要な役割を持っているのです。

不飽和脂肪酸に対して飽和脂肪酸と呼ばれる脂質は、肉や乳製品のような動物性脂肪に含まれ、摂りすぎると動脈硬化などのリスクが高まります。肉などをたくさん摂取するよりも、アーモンドに含まれる、良質な脂質を摂取した方が良いと言えます。

不飽和脂肪酸は健康を保つために必要不可欠な栄養素で、体内で生成することができないので、食べ物で摂り入れるしかありません。健康的な生活をするためにも、アーモンドはおすすめの食材です。（※5、6）

アーモンドは、不溶性食物繊維と呼ばれる、水に溶けにくい性質を持つ食物繊維を多く含んでいます。食物繊維は便のかさを増やしたり、腸の働きを盛んにしたりする役目を果たすので、腸内環境を整えるのに重要な栄養素です。腸内環境が整うと、体内の老廃物が排出されやすくなるので、太りにくい体質になります。（※7）

アーモンドには、カルシウム・亜鉛・鉄などの体内で不足しがちなミネラルが豊富に含まれています。これらの栄養素は、骨や血の生成や免疫力の向上に関係します。ダイエット中には特にミネラル不足になりがちですが、健康な体が痩せやすい体質を作るので、ミネラルが豊富なアーモンドはダイエット向きです。（※8、9、10）

アーモンドのビタミン含有量はピーナッツやカシューナッツよりも多く、ビタミンEやビタミンB2などが豊富です。ビタミンEは老化の原因である活性酸素の働きを抑制し、体内を健康に保つ役割があります。血液の流れを良くする働きもあるので、代謝が上がり冷えを解消し太りにくい体作りに効果的です。（※11、12）

アーモンドは固い食べ物なので良く噛まなければならず、噛む回数が増えると満腹感を得やすくなります。ゆっくりとした食事は胃腸への負担が少なく、食べたものをスムーズに消化するので、ダイエット中だけでなく普段から心がけることをおすすめします。（※13）