黒豆ダイエットの効果・やり方は？痩せた口コミや人気レシピを紹介！

黒豆にはビタミンB1が含まれているので、糖質の代謝効率を上げてくれます。黒豆を食べることで、炭水化物に含まれている糖質をエネルギーに変える働きをサポートするため、ダイエットにも効果的なのです。またビタミンB1には、筋肉疲労の抑制や神経を正常に保つ働きもあります。

黒豆にはビタミンB1だけでなくビタミンB群が豊富なので、糖質をはじめ脂質やタンパク質の代謝も促されるのです。黒豆を食べる習慣をつけておくと常に必要なビタミンB群を体内に保つことができるので、痩せやすい体質になると考えられます。（※8）

脂肪の排出などに関わる栄養成分が豊富で、カロリーや糖質が低い黒豆は、食事に取り入れるとダイエット効果が高いです。しかし、正しい方法でなければ痩せにくいのも事実です。ここでは黒豆ダイエットの効果を引き出し、痩せる方法について説明します。

黒豆ダイエットを取り入れるなら、食べるタイミングは食前かおやつにすることをおすすめします。黒豆には豊富な食物繊維が含まれているので、食事の前に食べると糖質の吸収を抑制するほか、満腹感も得やすくなるのです。そのため空腹による食べ過ぎの防止にもつながって痩せやすくなり、簡単に取り入れられるダイエット法でもあります。（※12）

痩せるために黒豆を食べる際の適量は、乾燥した状態で70gです。70gの乾燥黒豆を調理したものを一度に食べても、3食に分けて食べても問題ありません。乾燥黒豆を水に浸けて一晩置くと、200g程度まで増えます。コンビニエンスストアで販売されているおにぎり1個が100g程度ですので、黒豆を食べる分だけ炭水化物の量を減らすと効果的です。

ただし食べ過ぎると食物繊維を取りすぎて便秘になったり、太ったりすることもあるので注意が必要です。また黒豆を調理する際に砂糖を多用するとカロリーも糖質も高くなるので、ダイエット効果が得にくくなると覚えておきましょう。

黒豆を食べ続けるのが難しいと考える人は、黒豆茶を飲む習慣をつけてダイエットに役立てる方法もおすすめです。いま飲んでいるコーヒーやお茶を黒豆茶に変えるだけで、お茶に含まれているカリウムが体内の余分な水分を排出するので、むくみの解消に効果的です。またサポニンやビタミンB1の働きにより、脂質の代謝も促されます。

炒った黒豆をお湯で煮出せば黒豆茶になるので、自宅で簡単に作れるのもポイントです。煮出して残った黒豆をご飯に混ぜたり、ミキサーで粉砕してクッキーやケーキの生地にしたりすると、無駄なく美味しく食べられます。またお湯を注ぐだけで簡単に作れる、インスタントの黒豆茶も市販されているので活用すると便利です。（※13、14）

黒豆ダイエットは取り入れやすい方法ではあるものの、確実に痩せたいなら気をつけたいポイントがあります。どのような黒豆を食べても、確実に痩せる方法ではないからです。ここでは、黒豆ダイエットを行う際の注意点を紹介します。

黒豆ダイエットを行う際には乾燥黒豆を自分で調理して食べるのを基本とし、市販品を避けるようにしましょう。市販されている黒豆の多くが煮豆に加工されており、甘味を出すために砂糖が多く使われているのが一般的です。黒豆のカロリーは決して低くないので、そこに砂糖を加えるとダイエット効果が半減してしまいます。