鮭のカロリー・糖質量は?ダイエット効果ある?食べ方の注意点も紹介!
【管理栄養士監修】鮭のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、鮭の切り身(100g)のカロリー・糖質量を他の魚類と比較しながら紹介します。ご飯と相性の良い鮭のダイエット効果にくわえ、食べ過ぎなど食べ方の注意点も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
比較的ヘルシーな魚である鮭ですが、ダイエット効果はあるのでしょうか?
①タンパク質|基礎代謝の向上
鮭に含まれるタンパク質は三大栄養素の一つであり、筋肉を作るのに欠かせない栄養素でもあります。筋肉が増えると基礎代謝も増え、痩せやすくなるのでダイエット効果が期待できます。健康的なダイエットのためにもタンパク質は重要なので、ぜひ摂取してほしい成分です。(※2)
②EPA・DHA|脂肪分解の促進
DHAやEPAにはアレルギーを抑えたり、コレステロール値を下げるといった効果が期待できますが、脂肪分解を促進させる効果も期待できます。人の体には脂肪を分解してくれるベージュ細胞という物がありますが、EPAやDHAにはこのベージュ細胞を増やす働きがある事が分かってきたそうです。
ベージュ細胞の減少が中年太りの一因ともされているので、中高年の方にも効果が期待出来そうです。鮭を食事に取り入れて、健康的に減量効果を得ましょう。(※3)(※4)
③ビタミンB1|糖質の分解促進
豚肉などに含まれている事でお馴染みのビタミンB1には、糖質の分解を助けてくれる効果があります。他にも、疲労物質の乳酸の代謝を高める効果もあるので、疲れにくくなる効果も期待出来るでしょう。(※5)
永倉沙織
管理栄養士
鮭の赤い色は抗酸化作用を持つアスタキサンチンと言われる成分です。抗酸化作用の働きでシミやそばかすなどの生成を食い止める働きもあります。
(*鮭の栄養素や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
鮭のダイエット向きの食べ方は?
続いて、鮭のダイエット向きの食べ方についても紹介します。
①食べ過ぎない
鮭は比較的ヘルシーな魚ですが、食べ過ぎても太らないという訳ではありません。また、塩鮭の場合は塩分も多く含まれており、食べ過ぎればむくみや高血圧の一因になるかもしれません。
鮭には健康効果が高い、n-3系脂肪酸も含まれています。これを鮭だけで摂取しようとすると切り身3切れ分を食べる必要がありますが、塩分のことも考えると1日の摂取量はこれより少なくした方が良いでしょう。
②味付け・調味料に気をつける
鮭をヘルシーに愉しみたいなら、味付けや調味料にも気を付けましょう。鮭は甘い味付けも良く合いますが、砂糖やみりんは意外とカロリー・糖質量が多い調味料です。辛口の塩鮭を購入すれば塩分過多の心配も出てくるので、心配な人は味付けされていないものを購入し、自分で控えめに味付けをしましょう。
永倉沙織
管理栄養士
暴飲暴食など食生活が乱れている場合に取り入れると、体のリズムをリセットして整えてくれる働きがあります。朝食に食べるのがオススメ!