アロエは食べてはいけない?毒性があるって本当?食べ方の注意点を紹介!
アロエを食べてはいけないというのは本当なのでしょうか?今回は、アロエが食べてはいけないと言われる理由を、食べる効果、食べ過ぎの副作用とともに紹介します。アロエの食べ方の注意点やレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
アロエの果肉には、体によい効能をもつ以下のような栄養素が含まれています。
・ビタミン
・ミネラル
・アミノ酸
・アロエン
・アロエシン
・アロエエモジン
・多糖体
・発酵酪酸
アロエの葉には上記のほかにも200種類もの栄養が含まれており、非常に栄養価の高い植物です。特に、複数の栄養素の相乗効果によって、高い美容効果を発揮するとも言われています。以下の項目では、アロエを食べることで得られる効果や効能を、栄養素を交えながら紹介します。
①がんの予防
アロエベラには、がんの予防効果があることが明らかになっています。アロエベラに含有される多糖体には、がん細胞に対抗するための免疫力を向上させる作用があります。
また、アロエベラがもつアロエエモジンと呼ばれる成分は、乳がん細胞が増殖するのを抑えるのに効果的です。そのほかにも、アロエベラの発酵酪酸は大腸がんのリスクを下げることを示した研究結果もあります。アロエベラを毎日適量摂り続けることで、がんの予防効果が期待できるでしょう。
②血圧の低下
アロエを食べることで、血圧を低下させる効果があるとされています。腸内の悪玉菌が増加すると、高血圧などの生活習慣病の原因に繋がると言われています。アロエに含まれる多糖体には、腸内の善玉菌を活発化させて腸内環境を整える作用があるため、血圧が安定し高血圧の予防効果が期待できるでしょう。
③美肌など美容効果もある
アロエには美肌など様々な美容効果もあるため、女性におすすめの植物です。アロエに含有されるアロエシンがもつ美白効果はビタミンCと同程度と言われており、そばかすやシミの原因となるメラニン色素の生成を抑制するのに役立ちます。また、肌の生まれ変わりを促してメラニン色素を除去する働きがあるため、そばかすやシミの改善にも効果的です。
さらに、アロエのエキスを肌に塗るとコラーゲンの量が増加し、潤いやハリ、弾力のある美しい肌に近付けます。さらに、アロエを食べることで髪や頭皮が健やかに保たれるため、美髪効果も狙えるでしょう。(※1、2)
(*アロエの効果・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アロエを使ったレシピを紹介!
アロエは、どのように使えば美味しく食べられるのでしょうか。ここでは、アロエを使ったおすすめのレシピを紹介するので、調理の仕方が分からない人は参考にしてください。
①アロエのジュース
アロエベラを手軽に味わいたい時は、ジュースにするのがおすすめです。アロエベラの果肉やレモン汁、はちみつなどをミキサーで攪拌するだけで、簡単に作れます。材料に身体を温める作用をもつ生姜を使うことで、冷え性の人も安心して飲むことができます。
②アロエのはちみつレモン漬け
キダチアロエを使った、はちみつレモン漬けのレシピです。果肉を茹でてアクを抜き、はちみつとレモンに漬け込むと、甘味と弾力のある果肉の食感が楽しめるデザートが作れます。アロエをはちみつに漬けると水分が出るため、シロップとして活用することもできます。