パイナップルを毎日食べると体に悪い?デメリットは?正しい食べ方や効果など解説!
パイナップルを毎日食べると体に悪いと言われることがありますが、本当でしょうか?食べてはいけないのでしょうか?今回は、パイナップルの<美容効果・便秘解消>などのメリットや<太る・舌が痛くなる・腹痛>などのデメリットに加え、1日の摂取量の目安・効果的な食べるタイミングを紹介します。そもそも果物が体に悪いと言われている理由も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パイナップルを毎日食べると体に悪い?食べてはいけないの?
パイナップルは主に南国で栽培される果物ですが、日本でも日常的に食べられています。パイナップルを毎日食べると体に悪いといった説がありますが、本当なのでしょうか。ここでは、パイナップルの食べ過ぎのデメリットについて紹介します。
パイナップルは食べ過ぎると体に悪い・デメリットあり
パイナップルを食べ過ぎると、体に以下のような悪影響・デメリットを及ぼす恐れがあります。
・太る
・体が冷える
・下痢
・腹痛
・胃痛
・喉や舌が痺れる
パイナップルには糖質が含まれているため、食べ過ぎると糖質の摂り過ぎによって太る原因に繋がります。南国で栽培される果物は体温を下げる性質をもつことが多く、パイナップルもそのひとつです。冷え性の人が食べ過ぎると症状が悪化する恐れがあるため、食べ過ぎないようにしてください。
パイナップルを食べるとアレルギーを発症し、下痢や腹痛などの症状が現れる人もいます。ラテックスアレルギーと呼ばれるアレルギーをもつ人がパイナップルなどの果物を食べると、アレルギー反応を併発する可能性があるため、注意が必要です。
生のパイナップルに含まれるブロメラインと呼ばれる成分は、タンパク質を分解する作用があります。この成分を過剰に摂取すると、食道や胃、舌や喉を保護する粘膜のタンパク質が破壊され、胃痛や気持ち悪い感じ、舌や喉の痺れなどが起こる場合があります。ただし、シロップ漬けの缶詰のものは加熱処理されているため、食べ過ぎてもこのような症状は起こりません。(※1、2、3、4)
(*パイナップルの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
パイナップルを食べ過ぎなければ毎日食べても問題ない
パイナップルを食べ過ぎると体に様々な悪影響を及ぼす恐れがありますが、食べ過ぎなければ毎日食べても問題はありません。ただし、少量であっても毎日パイナップルを食べ続けることで体調を崩す人もいるため、自分に合った適量の範囲内で食べることも重要です。
パイナップルの1日の摂取量の目安・食べるタイミングは?
パイナップルを毎日食べ続ける場合は、1日の摂取量の目安や食べるタイミングについて知っておく必要があります。ここでは、1日あたりのパイナップルの摂取量の目安と、おすすめの食べるタイミングについて紹介します。
パイナップルの摂取量は1日100gが目安
1日におけるパイナップルの摂取量の目安はおよそ100gで、これはカット済みのものが6切れ程度入った1パック程度の量に相当します。日本食品標準成分表によると、100gあたりのパイナップルのカロリーは54calで、糖質量は12.5gです。
1日の理想的な間食のカロリーは200kcalであるため、適量のパイナップルを間食として食べればカロリーオーバーにはなりません。ただし、間食における1日の適正な糖質量は10gと言われているため、糖質制限中にパイナップルを食べる場合は80g程度に留めるのがおすすめです。(※5)
パイナップルを食べるのは食前が効果的
ダイエット中の人は、パイナップルを食前に食べると効果的です。パイナップルを食前に食べると、満腹感が得られてその後の食事の量を抑えることができます。また、肉や魚料理を食べる前にパイナップルを食べることで、ブロメラインの作用によってタンパク質の消化が促進され、体内に効率よく吸収されるメリットもあります。(※6)
(*パイナップルの効果的な食べ方やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
パイナップルは適量であれば体にいい?健康・美容への効果は?
パイナップルの食べ過ぎは体に悪いですが、適量であれば体によい効果があるのでしょうか。ここでは、パイナップルを適量食べることで期待できる健康や美容効果を、栄養素を交えながら紹介します。