かき氷のカロリー・糖質は?シロップが鍵?ダイエット向きの食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】かき氷のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、かき氷のカロリー・糖質量をシロップ・トッピング別にそれぞれ比較して紹介します。また、かき氷のダイエット向けにカロリーオフする簡単な方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
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かき氷のカロリー・糖質量は?
かき氷は、いろいろなシロップやトッピングで見た目も味も変わります。さっぱりとしたデザートのイメージですが、実際にはどの位のカロリー・糖質量があるのか紹介します。
氷自体はゼロカロリー・糖質ゼロなのでシロップでカロリーが決まる
かき氷の氷自体は水からできているので、カロリー・糖質はゼロですが、かき氷にはシロップが欠かせません。シロップは、砂糖よりも甘みが強い果糖ブドウ糖液という糖質からできていて、このシロップによってかき氷のカロリー・糖質量が決まります。
かき氷(シロップ)のカロリー・糖質・味は全て同じ
お子さんがいる家庭ではカラフルなシロップをそろえて、毎日違う味を楽しむことも多いようです。
・氷みつ いちご
・氷みつ メロン
・氷みつ レモン
・氷みつ ブルーハワイ
この定番シロップですが、4種類とも100gあたりのカロリーは200kcal・糖質は約60g含まれており、味も全て同じです。果糖ブドウ糖液に香料を加え着色することで、色とりどりのシロップが出来上がりますが、それぞれ味が違うと感じるのは、色や香りで、脳が錯覚を起こしているためです。
竹本友里恵
管理栄養士
かき氷のシロップに使用される着色料には、科学的に生成される”合成着色料”と天然由来の”天然着色料”があります。天然着色料はベニバナやウコン・コチニール色素など植物や動物由来のものがあります。合成着色料は科学的に生成された色素で、主に食品や化粧品の色をつけるために使用されます。一般的にシロップには長時間保存しても色あせない合成着色料の”タール系色素”が含まれていて、時間が経過しても着色料添加時と同じ色をキープできますが、発がん性があると言われています。長期間、継続的に摂取しなければそこまで心配する必要もないので、神経質になりすぎるのに注意してください。
(*かき氷のシロップについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
かき氷の【トッピング別】のカロリー・糖質は?
トッピング(1回分) | カロリー | 糖質 |
練乳(20g) | 66kcal | 11.2g |
ホイップクリーム(20g) | 84kcal | 2.5g |
アイスクリーム(50g) | 90kcal | 11.6g |
あんこ(20g) | 49kcal | 9.7g |
白玉(20g) | 74kcal | 15.9g |
冷凍フルーツイチゴ(50g) | 17kcal | 4.3g |
冷凍フルーツパイン(50g) | 27kcal | 6.9g |
冷凍フルーツ マンゴー(50g) | 32kcal | 8.5g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
かき氷によく使われるトッピングのカロリーと糖質量です。トッピングによって大きく違いが出ているのがわかります。トッピングごとの特徴を紹介しますので、カロリーオフするときの参考にしてください。
①練乳
練乳の脂質は低めですが、カロリー・糖質はともに高いです。牛乳を濃縮して砂糖を加えたもので、コンデンスミルクとも呼ばれ、どのシロップにもよく合いますが、かけすぎには注意が必要です。
②ホイップクリーム
ホイップクリームは糖質が低いですが、脂肪分が多いため、カロリーが高めです。店舗によって、砂糖の量に違いがあります。