ココアのデメリットとメリット・効能を比較!効果的な飲み方・レシピも紹介!
ココアのデメリットを知っていますか?健康に悪いイメージはありませんが実際はどうなのでしょうか?今回は、ココアのデメリットやメリット・効能を、いつ飲むかなど効果的な飲み方とともに紹介します。ココアの効果的な飲み方におすすめなレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ココアにデメリットがあるって本当?
- ココアのデメリットは?摂り過ぎには健康に悪い?
- ①ミルクココアの場合はカロリーが高くなりがちで太りやすい
- ②下痢や腹痛の恐れ
- ③頭痛の可能性
- ④カカオアレルギーの発症リスク
- ココアはデメリットだけでなくメリット・効能もある?
- ①美肌効果
- ②冷え性やむくみの改善
- ③便秘解消・メタボの予防
- ④脳の機能の向上
- ⑤動脈硬化の抑制
- ⑥血圧を正常に保つ
- ⑦自律神経の調整効果
- ココアの効果的な飲み方は?飲むタイミングはいつがいい?
- ①ミルクココアではなく純ココアをお湯割りで飲む
- ②飲むタイミングは食前や寝る前がおすすめ
- ココアの効果的な飲み方におすすめなレシピを紹介!
- ①豆乳とマシュマロのココア
- ②はちみつとシナモンのココア
- ③ココアとバナナのスムージー
- ココアのデメリットを押さえよう
ココアに含まれるフラボノールは、美肌効果が期待できる成分です。ドイツの実験によると、フラボノールを含むココアを飲み続けた女性群は、飲んでいない女性群よりも紫外線によるダメージが少なく肌が赤くなりにくいことが明らかになっています。また、フラボノールには肌の血流を促し、肌の水分量やなめらかさを向上させる作用も期待されています。
②冷え性やむくみの改善
ココアに含有されるテオブロミンやプロシアニジン、フラバノールは、冷え性やむくみの改善に役立つ成分です。これらの3つの成分には、末梢血管を拡張することで手足の血流を促進させる作用があります。血液の流れが良くなると冷え性が解消され、冷えに由来するむくみの予防にも繋がります。
③便秘解消・メタボの予防
ココアに含まれるリグニンと呼ばれる不溶性食物繊維やカカオポリフェノールには、便秘の解消やメタボの予防効果が期待されています。リグニンは腸の蠕動運動を活発化させ、カカオポリフェノールは腸内環境を改善する働きがあり、2つの成分の相乗作用によって便秘の解消効果が見込めるでしょう。
さらに、リグニンなどの食物繊維には、中性脂肪やコレステロールを取り込んで便として排出する作用があります。その結果コレステロール値が低下し、メタボの予防にも繋がります。
④脳の機能の向上
ココアのテオブロミンやカカオポリフェノールは、脳の機能を向上させるのに役立つ成分です。テオブロミンは大脳皮質を刺激することによって記憶力や集中力を向上させるだけでなく、認知症の予防効果も期待されています。また、カカオポリフェノールは、脳内の神経細胞の活動を活発化するタンパク質を増加させる作用があります。
⑤動脈硬化の抑制
ココアを適量摂った場合、カカオポリフェノールによって動脈硬化の抑制効果が見込めます。そもそも動脈硬化は、活性酸素の作用によって悪玉コレステロールが酸化し、血管壁に付着することで起こる病気です。カカオポリフェノールは悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きをするため、動脈硬化の予防効果が期待されています。
⑥血圧を正常に保つ
ココアのカカオポリフェノールは、血圧を正常に保つのにも役立つ成分です。血圧が上がる原因のひとつに、血管壁の炎症によって血管が狭くなり、血液が通過しにくくなることが挙げられます。カカオポリフェノールが血中に吸収されると、血管壁の炎症が和らいで血管が拡張するため、血圧を安定させる効果が期待されています。
⑦自律神経の調整効果
ココアに含まれるテオブロミンは、自律神経を調整する作用がある成分です。テオブロミンは脳内に存在するセロトニンに働きかけて自律神経を整え、神経を鎮静させる働きがあります。その結果、ストレスの発散やリラックスなどの精神面における効果を発揮します。
ココアの効果的な飲み方は?飲むタイミングはいつがいい?
ココアを飲んで健康効果を享受したい場合は、どのように飲むとよいのでしょうか。ここでは、ココアの効果的な飲み方やおすすめの飲むタイミングについて解説します。
①ミルクココアではなく純ココアをお湯割りで飲む
健康目的でココアを飲む場合は、ミルクココアではなく純ココアをお湯で割って飲んでください。ピュアココアはミルクココアよりもカカオポリフェノールが豊富に含まれているため、より高い健康効果が期待できます。ピュアココアを飲みやすくするために砂糖や牛乳を加えると、糖質や脂質、カロリーが高くなるため、お湯に溶かしてのむのがおすすめです。
(*純ココアをお湯だけで美味しく飲む方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)