甘酒のデメリットは?飲み過ぎは禁物?メリット・効能と比較して紹介!
甘酒のデメリットを知っていますか?甘酒を飲み過ぎると健康に悪いのでしょうか?今回は、〈酒粕・米麹〉甘酒のデメリットやメリットを〈効果・栄養成分〉とともに紹介します。甘酒の効果的な飲み方やアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 甘酒にデメリットがあるって本当?
- まずは甘酒の種類を抑えよう
- 甘酒のデメリットは?飲み過ぎは禁物?
- ①カロリーが高くて太りやすい
- ②糖尿病や妊娠糖尿病の危険
- ③カビアレルギーの発症
- ④酒粕甘酒にはアルコールが含まれている
- ⑤米麹甘酒は値段が高い
- 甘酒はデメリットだけでなくメリット・効能もある?
- ①ダイエット効果
- ②育毛など美容効果
- ③血圧の上昇を抑制
- ④便秘の改善
- 甘酒の効果的な飲み方は?
- ①甘酒を飲む量は一日200mlまで
- ②飲むタイミングは目的に合わせよう
- ③36〜37度に温めてから飲む
- 甘酒のアレンジレシピを紹介!
- ①甘酒入りフレンチトースト
- ②りんごと黒豆の甘酒入りヨーグルト
- ③しょうがと牛乳入り甘酒
- 甘酒のデメリットを抑えよう!
甘酒にデメリットがあるって本当?
栄養豊富で健康に良い飲み物として注目を浴びることが多い甘酒ですが、デメリットはあるのでしょうか。ここでは、甘酒の効果を知るために甘酒の種類について解説します。
まずは甘酒の種類を抑えよう
甘酒の健康効果やデメリットを知るためには、まずは甘酒の種類を抑えましょう。原料や製法によって特徴が異なる甘酒には、次の2種類があります。
・米麹甘酒
・酒粕甘酒
甘酒は原料によって異なり、米麹に湯を加えて発酵させる米麹甘酒と、酒粕を湯に溶かして作る酒粕甘酒の2つに分けられます。米麹甘酒はアルコールや砂糖を含まないものの、爽やかな甘味があるのが特徴的です。一方の酒粕甘酒は酒粕を原料とするためアルコールを含み、砂糖を加えるのが一般的なため、独特の風味と甘味を感じられます。
(*甘酒の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
甘酒のデメリットは?飲み過ぎは禁物?
健康効果に優れるメリットの多い飲み物として注目を集める甘酒ですが、デメリットについてはあまり多く知られていません。ここでは甘酒の飲み過ぎによる危険性と、甘酒のデメリットを5つ紹介します。
①カロリーが高くて太りやすい
100mlあたり | カロリー | 糖質 |
米麴甘酒 | 76kcal | 17.9g |
酒粕甘酒 | 76kcal | 4.7g |
牛乳 | 61kcal | 4.8g |
コーラ | 46kcal | 11.4g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記の表は、米麹・酒粕甘酒から牛乳やコーラのカロリーと糖質をまとめたものです。それぞれの甘酒と他の飲料を比べると、甘酒の方がカロリーが高い傾向にあります。さらに米麹甘酒の糖質量は、糖質が多い代表的な飲料のコーラを上回るので、甘酒の飲み過ぎは肥満や糖尿病のリスクを高めるので注意が必要です。
また、酒粕甘酒は甘味を加えるために、製造時に砂糖を入れることが多くあります。そのため、米麹甘酒よりもカロリーや糖質が高くなる恐れがあるので、注意するようにしましょう。
②糖尿病や妊娠糖尿病の危険
甘酒は飲み過ぎると、糖尿病や母子共に合併症を引き起こす妊娠糖尿病の危険性が高まります。特に米麹甘酒に多く含まれるブドウ糖は、体内に吸収される速度が早く、血糖値を急激に上昇させるため注意が必要です。血糖値が乱高下する状態が続くと、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病の症状が現れるようになります。
③カビアレルギーの発症
米麹甘酒を飲むと、カビアレルギーを発症してしまう恐れがあります。蒸した米に麹カビを繁殖させている米麹入りの甘酒には、カビが含まれているためです。カビアレルギーの症状が現れる人は、酒粕甘酒を飲むようにしましょう。
④酒粕甘酒にはアルコールが含まれている
酒粕甘酒にはアルコールが含まれているため、アルコールの影響を受けやすい子供や妊娠中の人は注意が必要です。子供がアルコールを摂ると、脳細胞を破壊して脳が萎縮する恐れがあります。また、妊娠中にアルコールを摂取した場合、胎盤を通してアルコールが胎児に入り、生育に悪影響を与える可能性があります。