寒天ダイエットにデメリットあり？正しい食べ方やメリット・効能と比較し紹介！

寒天は少量でも満腹感を得やすいので、食べ過ぎ防止に役立ちます。寒天はカロリーが低く胃の中で水分を吸収するので、お腹が膨れやすい食材です。寒天は海藻が原料なのでミネラルが豊富でビタミンを含んだ野菜と一緒に食べるとカロリーを抑えつつ、栄養バランスを向上させることにつながりそうです。

寒天の成分はほとんどが食物繊維なので、水分と一緒に摂取することで便秘が改善されます。前述した通り便のカサ増しをする、腸の蠕動運動を促すなど腸内環境を改善してくれるのです。また寒天の食物繊維が腸内の老廃物を絡めとって排出してくれるので、デトックス効果も期待できます。

近年の研究によって寒天ダイエットを続けると、血圧やコレステロールの値が下がることがわかってきました。寒天は胃腸で消化されるとゲル状に変化します。食物繊維がゲル状になると腸内で糖の吸収スピードが下がるので、血糖値が急上昇するのを抑制できるのです。

また肝臓で作られている脂肪の消化吸収をサポートする胆汁酸を、寒天の主成分である食物繊維が吸着し体外に便として排出します。胆汁酸は体内で再吸収されるのが一般的ですが、寒天を食べて排出されると肝臓が再合成を始めます。胆汁酸の再合成にコレステロールが使われるので、値が下がるのです。

寒天は価格が安いので、続けやすいダイエット方法であることもメリットといえるでしょう。寒天ダイエットは正しい方法で実践すると、1ヶ月で1,000円もかけずに痩せる効果が得られます。粉寒天や棒寒天など形状も様々なので、自分が調理しやすいものを探しやすいです。

寒天を使ったレシピが豊富なので、飽きずに続けやすいこともメリットです。ご飯や麺に混ぜたり、主菜や副菜に活用したり、デザートとして楽しむこともできます。カロリーと糖質は低いものの、ミネラルは含まれているので不足しがちな栄養素を摂取する手段としても有効です。

(＊寒天の効果や効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

寒天ダイエットは適切な方法で実践すれば効果を得やすい反面、過剰摂取すると健康を害するリスクがあります。寒天の過剰摂取を避ける意味でも、適量を覚えておくのが得策です。ここではダイエット目的の場合、寒天を一日何グラムまで摂取すべきかを説明します。