あしたばに毒性はある?ない?食べ過ぎる副作用・危険性も紹介!
あしたば(明日葉)に毒性はあるのか知っていますか?今回は、あしたばの毒性の有無や危険性が疑われる理由にくわえ、食べ過ぎる副作用なども紹介します。あしたばの効果・効能や、あしたばの<天ぷら・炒め>などの食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
あしたばを適量食べたときの効果・効能は?
あしたばはさまざまな栄養素を含んでおり、適量を食べると様々な健康に良い効果や効能が期待できます。ここではあしたばを適量食べたときの効果・効能について、含まれる栄養成分にも触れながら紹介します。
①カルコンによる成人病予防などの効果
あしたばにはカルコンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれており、以下のような効果・効能が期待できます。
・抗菌作用
・抗酸化作用
・抗炎症作用
・血栓の予防
・動脈硬化の抑制
・内臓脂肪の減少
・血圧の上昇抑制
・糖尿病の発症予防
・むくみ防止
・セルライト解消
カルコンはあしたばの主成分で、強い抗酸化作用によって動脈硬化・糖尿病・高血圧のような成人病の予防に効果を発揮します。また、アンチエイジング効果も期待でき、むくみ防止やセルライト解消といった美容効果も期待できる栄養成分です。
さらにカルコンは抗炎症作用などによってアレルギーの抑制にも働くとされているので、アレルギー体質の場合は普段からあしたばを取り入れてみると良いでしょう。
②クマリンによる抗菌などの効果
あしたばにはカルコンのほかにもクマリンと呼ばれるポリフェノールが含まれており、以下のような効果を持ちます。
・抗菌作用
・抗酸化作用
・血流の改善
・アルツハイマーの予防
クマリンはあしたばの香り成分の1つで、カルコンと同様に抗酸化作用によって成人病や老化の予防に効果を発揮します。ほかにも血流を改善させる効果があるため、冷え症などに悩む人は積極的に取り入れると良い成分の1つです。
また、アルツハイマーの予防にも効果が期待できることから、物忘れなどが心配な場合にもあしたばを取り入れてみると良いでしょう。
(*あしたばの効能や栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
あしたばの美味しい食べ方は?生で食べられる?
生のあしたばが手に入った場合は、どのようにして食べるのが美味しいのでしょうか。ここではあしたばの美味しい食べ方について、生で食べられるかどうかについても触れながら解説します。
あしたばは加熱調理した方が美味しい
あしたばは生で食べられないわけではありませんが、アクが強い野菜なので下茹でなどをしてアクを抜き、加熱調理をしたほうが美味しく食べられます。また、脂溶性のβ-カロテンやビタミンKといった栄養成分が含まれており、これらは油と一緒に摂取したほうが効率的に体内に吸収されるのが特徴です。
ほかにも水溶性のビタミンB1やB2、ビタミンCも豊富で、これらは汁物などにすることで余すことなく摂り入れることができます。ここからはあしたばを使った美味しいレシピを紹介するので参考にしてみてください。