フィナンシェのカロリーは？マドレーヌより高い？ダイエット中の食べ方も紹介！

材料では卵の使い方に違いがあり、フィナンシェは卵白のみ、マドレーヌは全卵を使用します。また、粉類の配合にも違いがあり、フィナンシェは小麦粉とアーモンドプードルを半分ずつ使用し、マドレーヌは小麦粉のみか、少量のアーモンドプードルを加えています。

作り方では、フィナンシェは焦がしバターを使用して薄い型に入れて焼き、マドレーヌは溶かしバターを使用して、貝殻型の深みのある型に入れて焼く事が大きな違いです。フィナンシェは調理工程が多いことや、焦がしバターは焦がしすぎると風味が損なわれることがあることなどから、マドレーヌよりも難易度の高い焼き菓子と言えるでしょう。

フィナンシェはさっくりとした食感と香ばしさがあり、アーモンドの香りが特徴の焼き菓子です。一方でマドレーヌは溶かしバターの甘さや全卵のまろやかさがあるふんわりとした食感になります。レシピによってはレモン汁やピールが入ることで、爽やかな香りがするものもあります。

どちらもバターやアーモンドプードルなどの風味や味わいが楽しめる焼き菓子なので、温かい紅茶と相性が良いです。温かい紅茶と一緒だと、意図せずゆっくり食べることや、紅茶ポリフェノールにある糖の分解を抑制する作用のおかげで、血糖値の上昇も抑えられるのでダイエット中でも罪悪感は少ないかもしれませんね。

（＊フィナンシェとマドレーヌの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

手軽に実践できる、ダイエット中におすすめの太りにくいフィナンシェの食べ方を紹介します。

高カロリーなものをダイエット中に食べるときには、食べる時間帯にも注意が必要です。夜中に食べると太るとよく言われますが、これはBMAL-1というタンパク質が夜中に増えることに理由があります。BMAL-1が増える程、脂肪が増えて太りやすくなるので、夜中に食べるのは避けた方が良いでしょう。

また、寝るために準備していた体内の代謝臓器などが就寝前に糖分を摂取することで混乱を起こしてしまい、効率的な代謝が行われなくなることも原因の一つです。どうしても食べたくなったら、日中の活動時間が多い時間に食べることをおすすめします。（※6）

３食しっかり食べることを考慮すると、最適な間食のカロリーは200kcal程度です。フィナンシェは1つで143kcalなので2つ以上食べてしまうと、1日のおやつの目安カロリーを超えてしまいます。

小さめなものだと物足りなくなってしまいたくさん食べてしまいがちですが、コンビニで販売しているフィナンシェは比較的に大きめのものが多く、カロリーも200kcalに抑えられているのでダイエット中におすすめです。
（※7）

たくさんのバターが使用されているフィナンシェでも、カロリーオフをされた商品が販売されています。一般的なフィナンシェよりも、ダイエット中に楽しみやすい商品を3つ紹介します。

小麦粉を使わずに小麦ふすまなどで作られた、糖質9gの商品です。一般的なものよりもあっさりした仕上がりで、カロリーと糖質が低いのでダイエット中の人におすすめしたい商品です。