プーアル茶の効能は？高血糖値や便秘に効果的？副作用・注意点も紹介！

発酵させて作られているプーアル茶には乳酸菌が含まれています。プーアル茶に含まれている乳酸菌は物質化されており、生きてそのまま腸に届きます。そのことからプーアル茶は免疫力を高める効果があるのです。

また紅茶に含まれているテアフラビンにはウィルスを撃退する働きがありますが、プーアル茶にはテアフラビンは含まれていないので、インフルエンザ予防などの効果はありません。（※4）

中国茶であるプーアル茶に含まれているカフェインには、脳の覚醒作用があります。プーアル茶を飲むとコーヒーを飲んだときと同じように眠気を覚ますことができます。どうしても寝ずにやらなければいけないことがあるときはプーアル茶を飲んで頭をすっきりさせることができるのです。（※5）

プーアル茶にはポリフェノールの一種であるタンニンと呼ばれる成分が多く含まれており、体のむくみ解消に効果があります。そもそもむくみとは体に余分な水分が溜まっている状態のことを指します。

体に余分な水分があると、血流が悪くなり、むくみは引き起こされやすくなるのです。このむくみに効果があるのは、プーアル茶に含まれるタンニンです。タンニンには血流を良くする効果が期待されます。またタンニンには利尿作用があるため老廃物の排出などデトックス効果も期待できるのです。

体脂肪やむくみが気になる人は、プーアル茶を飲むことによってダイエットの一助になることでしょう。

プーアル茶に含まれるカテキンと呼ばれる成分にはアレルギーを抑える効果が期待されます。そもそもアレルギーとは、アレルギー原因物質であるアレルゲンが体内に入るときに体が防御反応を起こすことで起こる反応です。

体の防御反応が起こると多くの抗体ができ、抗体ととマスト細胞がくっつくとヒスタミンが放出され、くしゃみや目のかゆみ、鼻水が出るなどの症状が起きます。カテキンは、ヒスタミンが放出されるのを抑制することで、抗アレルギー効果が期待できるのです。（※6）

プーアル茶にはさまざまなミネラルが含まれているため、血行を改善する効果が期待されます。血流が改善されると肩こりや首こりが和らぎます。肩こりや首こりなどに悩まされている人にもプーアル茶は最適です。

プーアル茶には他のお茶と同じように抗菌・殺菌作用があります。したがって食中毒や風邪の予防に効果が認められています。日常的に飲むことで効果が期待されるでしょう。

温かいものを飲むということ自体にリラックス効果はあります。しかしプーアルの生茶は、花のような香りを放っているため、お茶を飲むときにその香りからリラックス効果を感じることができます。

プーアル茶に多く含まれているリパーゼには食物中の脂肪を分解する効果が期待されます。プーアル茶は、茶葉を発酵させることで作られるお茶であり、発酵の過程で脂質を分解するリパーゼを生成します。このリパーゼが消化を促進させることで胃もたれを軽くする働きがあるのです。脂っこい食事が好きで体脂肪が気になる人は積極的に飲んでみましょう。（※7）

プーアル茶にはスタチンという成分が含まれており、スタチンは血中の悪玉コレステロールや総コレステロールの値を下げる働きが期待されます。同時に善玉コレステロールを増やすので、体の脂肪を落としたい人やダイエット中の人にも嬉しい飲み物なのです。