ぜんざいのカロリー・糖質は高い?太る?餅なしがダイエット中はおすすめ?
【管理栄養士監修】ぜんざいのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ぜんざい(1杯)のカロリー・糖質量を〈餅なし・餅入り〉別や他のスイーツ類と比較しながら紹介します。ぜんざい(1杯)のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフする方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
- ぜんざい(1杯)のカロリー・糖質量は?
- ぜんざい1杯(餅なし/餅入り)のカロリー・糖質
- ぜんざい(100g)のカロリー・糖質量を他のスイーツ類と比較
- ぜんざい(1杯)のカロリー消費に必要な運動量
- ぜんざいの材料「小豆」は栄養豊富?
- ①ポリフェノール
- ②食物繊維
- ぜんざいのダイエット向けにカロリーオフして作るには?
- 餅なしにする
- 餅の代わりに白玉だんごにする
- 砂糖をパルスイートなど甘味料で代替する
- ぜんざいの太りにくい食べ方は?
- 夜に食べずに14~15時ごろに食べる
- よく噛んでゆっくり食べる
- ぜんざいのカロリーオフなダイエットレシピ
- ①麩入りぜんざい(約230kcal)
- ②手作りヘルシーぜんざい(約190kcal)
- ③砂糖不使用のおからパウダー団子ぜんざい(約171kcal)
- ぜんざいのカロリーに注意して食べよう
①ポリフェノール
小豆には抗酸化作用が高いポリフェノールが多く含まれており、高血圧などの生活習慣病を防止する効果が期待できます。小豆のポリフェノール含有量は赤ワインの1.5倍と言われているので、効率的に摂取したい方にもおすすめです。(※2)
鈴木真美
管理栄養士
ポリフェノールは、植物に含まれる色素やアク、渋味、苦味の成分で、非常に多くの種類があります。 よく知られているものだと、ブドウなどの色素であるアントシアニン、お茶の渋味のカテキン、大豆に含まれるイソフラボン、ゴマに含まれるセサミンなどもポリフェノールの一種です。
②食物繊維
小豆には食物繊維がごぼうの約3倍含まれており、その中でも不溶性食物繊維が豊富です。不溶性食物繊維は便のかさを増して腸内を刺激し、便通を促すので便秘解消効果が期待できます。腸内環境が乱れると脂肪が蓄えられやすくなるので、ダイエットにも効果的です。また、食物繊維には発ガン物質を体の外にだす効果もあり、デトックス効果もある様です。(※3)
鈴木真美
管理栄養士
小豆にはこのほかに良質なタンパク質や、3大栄養素の代謝に関わるビタミンB群、高血圧やむくみに効果のあるカリウム、貧血予防に効果のある鉄分なども含まれています。
ぜんざいのダイエット向けにカロリーオフして作るには?
簡単にできる、カロリーや糖質を抑えてぜんざいを楽しむ方法を紹介します。
餅なしにする
ぜんざいともっちり食感のお餅は相性抜群ですが、太るのが心配なら餅は入れないようにしましょう。餅は1個あたり118kcalほどあり、複数入れてしまうとかなりの数値になります。あんこだけでも美味しく頂けるので、お餅を抜いてカロリーオフするのがおすすめです。
餅の代わりに白玉だんごにする
カロリー | 糖質 | |
餅(1個:50g) | 118kcal | 25.1g |
白玉だんご(50g) | 92kcal | 19.9g |
白玉だんごはお餅よりもカロリー、糖質ともに低いです。お餅と白玉だんごは食感が似ていますし、満足感があるのでヘルシーにぜんざいを楽しみたい方にはぴったりの食材です。
砂糖をパルスイートなど甘味料で代替する
パルスイートは砂糖の約3倍の甘さがあるので、摂取カロリーを大きく減らすことができます。甘さを残したままカロリーオフできるので、太るのが心配だけど甘さを我慢したくない人にもおすすめです。
ぜんざいの太りにくい食べ方は?
ぜんざいの、太るリスクを抑えた食べ方についても見ていきましょう。