甘栗のカロリー・糖質や栄養価は?ダイエット効果や太りにくい食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】甘栗のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、天津甘栗(1粒・100g)のカロリー・糖質など栄養価を他のおやつ類のと比較しながら紹介します。甘栗(1袋)のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方・カロリーオフな商品も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
8.5g | 20g | 43% |
甘栗の食物繊維は8.5g含まれ、その大部分が不溶性食物繊維のため水分を吸収します。お腹の中で便を増やし、大腸への刺激によって便秘が解消されるので、老廃物が排出されてダイエットや美肌に効果的です。また、生活習慣病である糖尿病や高血圧、動脈硬化等にも効能を発揮します。
その他にも、水溶性食物繊維は糖質を取り込み、糖質の吸収を遅らせて血糖値の急上昇を抑えることで、間接的にインスリンの分泌を抑制し、脂肪の蓄積を防ぎます。(※2)
②葉酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
100μg | 240μg | 42% |
葉酸といえば妊婦さんにとって欠かせない栄養素の一つです。遺伝子に関わる核酸・タンパク質の生合成、細胞の再生などに働く栄養分で、ビタミンB12と共に赤血球を作る働きもあり、子供をお腹に身籠もる妊婦さんは通常の2倍必要と言われます。葉酸が不足すると胎児に影響することもあるので、おやつの甘栗で葉酸を摂取できるのはうれしいですね。(※3)
③カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
560mg | 2500mg | 22% |
甘栗にはカリウムも豊富に含まれています。体内の水分バランスをとり、余分な水分や老廃物を排出する働きがあります。腎臓でのナトリウム再吸収を抑制するため、高血圧の予防・むくみの改善にも役立つため、むくみがちな妊婦さんにも必要な栄養と言えます。(※4)
(*甘栗の栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
甘栗のダイエット向きの太りにくい食べ方は?
甘栗は糖質が高いことから、食べすぎによる血糖値の急上昇や体重増加等の心配があります。糖質が高くても太りにくい甘栗の食べ方を紹介します。
①夜に食べない
体内時計を調える役目を持っているBMAL-1というタンパク質が影響するため、夜に食べると太りやすくなります。14時からBMAL-1の分泌量が増えていき、深夜2時には約20倍に増えていくので、食べる場合は、BMAL-1の分泌量が減る14時頃が、太りにくい時間帯でおすすめです。(※5)
②食べ過ぎない
栄養が豊富だからと言って、甘栗だけで栄養を補おうとするとカロリー・糖質を摂取しすぎてしまいます。甘栗は糖質が高めなので、食べすぎればエネルギーとして使いきれなかった糖質は体内で中性脂肪に変わり蓄積されます。食事をバランスよくとり、甘栗は食べすぎずおやつとして補うようにしましょう。
住吉彩
管理栄養士
ダイエット中の方でも、甘いものが食べたくなったときにチョコやクッキーに手を伸ばすのであれば、食物繊維や葉酸などの栄養素がたくさん含まれている甘栗に変えてみてはいかがでしょうか?不足している栄養素も補うことができるので、ダイエットにも効果的です。
甘栗のカロリーオフな商品のおすすめ
甘栗をおやつとして食べるのにおすすめの商品を紹介します。なるべくカロリーオフに食べたい人は参考にしてみてください。