バナナで下痢や胃痛・腹痛になる?アレルギーが原因?お腹が痛い時の食事も紹介!
バナナで下痢や腹痛・胃痛になることはあるのでしょうか?実はアレルギーかもしれません。今回は、バナナで<下痢・お腹が痛い・胃痛>がする原因や、下痢に効く果物&食材と下痢の時に食べてはいけないものを紹介します。バナナを使った下痢・腹痛の時の食事レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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バナナで下痢や腹痛・胃痛になることはあるの?
腹持ちが良いので朝食や運動前などにもふさわしく、気軽に食べることができるバナナですが、バナナを食べた後にお腹を壊すという経験がある人もいるかもしれません。バナナが原因で下痢することはあり得るのかという疑問について解説します。
バナナが原因で下痢や腹痛・胃痛になる可能性は低い
バナナは基本的には消化しやすく便秘解消にも効果的な整腸作用のある果物です。バナナが直接の原因でお腹が痛い、下痢になるといった症状が出ることは稀で、ほとんどは食べ方の問題で起こります。たとえば下痢や腹痛になりやすい体質であったり、冷えや疲れによって引き起こされたりする場合もあります。(※1)
バナナで下痢や腹痛・胃痛になる場合の原因は?
バナナは胃腸に優しく便秘にも効果があると言われる果物ですが、バナナが原因で腹痛や胃痛を引き起こす場合も稀にあります。どのようなことが原因なのか、バナナが持つ特性について説明するので参考にしてください。
原因①バナナアレルギーの可能性
バナナを食べると必ず下痢や腹痛が起きるという人は、もしかしたらバナナアレルギーを持っているかもしれません。パイナップルやキウイなどに比べると少数なものの、体質によってはバナナの成分が合わずにアレルギー反応が出て胃痛や下痢になる人もいます。
ブタクサ花粉症やゴムアレルギーを持つ人は、バナナアレルギーである可能性が少なからずあると言われ、心当たりのある人は検査するのもおすすめです。(※2)
原因②食べ過ぎによる水溶性食物繊維の過剰摂取の可能性
バナナを食べ過ぎてしまうと、バナナに含まれる水溶性食物繊維を摂りすぎてしまい、そのことが原因で下痢や胃痛を引き起こすこともあります。ただしバナナに含まれる水溶性食物繊維はあまり多くないと言われているので、よほど多量のバナナを食べた場合に起こりうるのかもしれません。
食物繊維は胃腸の調子を整えてくれる栄養素で、水溶性と不溶性とに分類され、水溶性食物繊維は水に溶けやすい性質を持っています。体内に摂り入れられた水溶性食物繊維は、水分を吸収して腸を刺激するので便秘を解消する効果がある一方、多量に摂取すると腹痛や下痢になることもあるのです。(※3)
(*バナナの食べ過ぎについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
バナナはむしろ下痢・腹痛に効く食べ物?
バナナは赤ちゃんの離乳食などでも推奨される果物で、整腸作用があり下痢や腹痛にも効く食べ物と言われています。その事実は本当なのか、バナナの栄養成分を説明したうえで、下痢や腹痛に良い食べ物と悪い食べ物を紹介するので参考にしてください。
バナナが下痢・腹痛に良い果物の理由
バナナには以下のような胃腸に良いとされる栄養成分が含まれています。
・ペクチン
・オリゴ糖
・カリウム
ペクチンは食物繊維の一種であり、腸内で善玉菌を増やすことで胃腸の働きを整え、下痢だけでなく便秘にも効果的な成分です。オリゴ糖もこの働きを同じように持っており、整腸作用を持つ果物としてバナナが挙げられます。
カリウムには体内の水分を調整する働きがありますが、下痢になる時にはカリウムを失いやすく、それを補うためにもバナナを食事に取り入れるのは効果があります。(※4、5)
(*バナナの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)