妊婦はとろろ・山芋NG?トキソプラズマが危険?栄養や安全レシピも紹介!
妊婦(妊娠中)はとろろや長芋・山芋(自然薯)を食べていいか知っていますか?とろろご飯は食べられるのでしょうか?今回は、妊婦・妊娠中にとろろや長芋・山芋を食べる際の<皮を洗う・剥く>などの注意点や、<トキソプラズマ>などの懸念点とともに紹介します。妊婦に良いとろろや長芋・山芋の栄養・効果や、おすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊婦はとろろや長芋・山芋を食べてもいいの?
- 妊娠中のとろろや長芋・山芋は食べ方に気をつければ生でも大丈夫
- 不安な場合はとろろではなく長芋・山芋を加熱するレシピがおすすめ
- 妊婦がとろろや長芋・山芋を食べる際の懸念点は?
- 妊婦がとろろや長芋・山芋を食べる際はトキソプラズマ症に感染する懸念がある
- 妊娠中にとろろや長芋・山芋の安全な食べ方・注意点は?
- ①とろろを作る際は必ず長芋・山芋の皮を洗うか剥く
- ②食べ過ぎない
- 妊娠中のとろろや長芋・山芋には栄養豊富で良い効果もある?
- ①便秘改善
- ②つわり軽減
- ③食欲増進
- ④疲労回復
- 妊婦でも安心なとろろや長芋・山芋のレシピを紹介!
- ①とろろ汁
- ②長芋チップス
- ③長芋とひじきの梅和え
- 妊婦がとろろや長芋・山芋以外にも妊娠中に気を付けるべき食べ物は?
- 妊婦・妊娠中のとろろや長芋・山芋は食べ方に気をつけよう
長芋・山芋には、妊娠中におすすめの様々な栄養素が含まれているため、積極的に食べてほしい食材です。つわりや便秘解消など妊婦におすすめの効果・効能と含まれる栄養素について紹介するので参考にしてください。
①便秘改善
長芋・山芋に含まれるネバネバ成分のムチンは食物繊維の1つで、便秘解消に効果のある栄養素のため薬の飲めない妊娠中の便秘解消に役立ちます。長芋・山芋に含まれる食物繊維はレジスタントスターチといって不溶性食物繊維と水溶性食物繊維、2つの性質を持っており妊娠中ホルモンバランスが崩れて起こる便秘解消におすすめです。
②つわり軽減
体内のカリウムが減少することでつわりが酷くなると言われているため、カリウムを豊富に含む長芋・山芋はつわりの軽減にもおすすめの食材です。長芋・山芋はビタミンやミネラルも豊富に含んでおり、ビタミンB6にも吐き気を軽減する効果があるのでつわり中に食べるのに適しています。
③食欲増進
妊娠中はつわりで食事が思ったように取れない時が多いですが、喉ごしの良い長芋・山芋は比較的食べやすい食材です。長芋・山芋には、アミラーゼという成分はが含まれており、デンプンの分解や消化を促す働きと吐き気を抑える効果も期待できるため、ムカムカしてあまり食べたくない時におすすめです。
④疲労回復
長芋・山芋に含まれているビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために必要な栄養素で、疲労回復や免疫力を上げる効果が期待できます。また、体内の水分バランスを整えナトリウムの排出を促すカリウムも含んでいるため、妊娠中のむくみ解消などにも効果的です。
(*とろろや長芋の栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦でも安心なとろろや長芋・山芋のレシピを紹介!
栄養豊富な長芋・山芋を妊婦でも安心して食べることが出来るおすすめのレシピを3つ紹介するので、ぜひ妊娠中の食事の参考にしてください。
①とろろ汁
長芋・山芋をとろろにして生のまま食べるのは危険もあるため、とろろが食べたいときにはとろろ汁にするのが良いでしょう。ネバネバ、ふわふわの食感はそのままで手軽に作れて身体も温まるので、食欲がない時にもおすすめです。