妊婦は生クリームNG?食べたいけどリステリア・気持ち悪いなど危険がある?
妊婦(妊娠中)は生クリームを食べても大丈夫か知っていますか?妊娠中に甘いものを食べたい時がありますよね。回は、妊婦(妊娠中)に生クリームを食べる<ケーキ・リステリア菌・気持ち悪い・下痢>などの懸念点や、<食べ過ぎない>などの注意点を紹介します。妊娠中・妊婦と生クリームに纏わる噂についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 妊婦は生クリームを食べてもいいの?
- 妊娠中に生クリームを食べても大丈夫だが注意点もある
- 妊娠中の生クリームにリステリア菌や乳腺炎の危険があるのは本当?
- 生クリームは製造過程で殺菌されているのでリステリア菌の心配はない
- 生クリームが原因で乳腺炎になるという明確な根拠はない
- 妊婦が生クリームを食べる際の懸念点は?
- ①食べ過ぎによるカロリー・糖質・脂質過多
- ②気持ち悪い・下痢などの体調不良
- ③生クリームを使用しているケーキの中には食べてはいけない種類もある
- 妊娠中・妊婦と生クリームに纏わる噂についても調査!
- 妊娠中に生クリームを食べると赤ちゃんのアレルギーの原因になる?
- 妊婦の生クリームを食べたい感情と赤ちゃんの性別に関係があるって本当?
- 妊婦が生クリーム以外にも妊娠中に気を付ける食べ物は?
- 妊婦や妊娠中の生クリームは食べ方に気をつけよう
妊娠中は以下のように、生クリームを使用しているケーキの中にでも食べてはいけない種類があります。
・レアチーズケーキ
・ティラミス
・チーズムース
・洋酒入りのケーキ
・高カカオのチョコレートケーキ
生クリームがのったケーキの中でも海外から加熱せずに輸入されているナチュラルチーズを使ったものは、リステリア菌に感染するリスクがあるので食べてはいけません。またブランデーやラム酒など洋酒がふんだんに使われたケーキも、アルコールの悪影響が及ぶリスクがあるので避けた方が無難です。
生クリームをあしらったチョコレートケーキの中でも高カカオのものは、カフェインの含有量が多いので控えましょう。(※5)
(*妊娠中のケーキについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊娠中・妊婦と生クリームに纏わる噂についても調査!
妊婦が生クリームを食べることに関して、様々な噂があるようです。赤ちゃんのアレルギーや性別に関わるとの噂が、気になる妊婦もいるでしょう。ここでは妊婦と生クリームに関する、噂について説明します。
妊娠中に生クリームを食べると赤ちゃんのアレルギーの原因になる?
妊娠中に生クリームを食べると赤ちゃんのアレルギーの原因になると、医学的に検証されてはいません。生クリームをはじめとする乳製品を極端に控えると、妊婦に必要な栄養素が摂取しにくくなります。適量の生クリームを食べる分には問題ないので、1日の食事バランスに配慮しながら摂りましょう。
妊婦の生クリームを食べたい感情と赤ちゃんの性別に関係があるって本当?
妊婦が生クリームを食べたくなるのは、お腹の赤ちゃんが女の子だとの噂もあるようです。この噂にも医学的な根拠はないので、赤ちゃんの性別と生クリームが食べたくなることの因果関係はないと考えられます。甘いものが苦手な妊婦が生クリームを食べたくなるのは、ホルモンバランスの変化になるものと予想されます。
妊婦が生クリーム以外にも妊娠中に気を付ける食べ物は?
妊娠中に避けた方がよい食べ物は、以下の通りです。
・生魚
・生肉
・生卵
・生ハム
・ナチュラルチーズ
加熱していない貝類や魚卵も、生魚同様に食べるのを控えたい食べ物に入ります。生の食材はリステリア菌やトキソプラズマの原虫が生息していることがあり、食中毒の原因となります。ローストビーフなど完全に加熱しない料理もリスクが高いので、避けるようにしましょう。(※6)
(*妊娠中の生ハムとナチュラルチーズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦や妊娠中の生クリームは食べ方に気をつけよう
妊娠中に生クリームを食べても問題はないものの、妊婦の体質や食べ方によっては体調不良の原因となります。生クリームの原料や砂糖の使用量に配慮し、適量を食べる分には問題ありません。妊娠中であっても食べ方に気をつけて、生クリームを使った料理やケーキを楽しみましょう。