乾燥わかめの栄養素・効能を生わかめの比較!塩分・ヨウ素など懸念点も解説!

【管理栄養士監修】乾燥わかめに含まれる栄養素を知っていますか?今回は、乾燥わかめの栄養成分・効能を生わかめと比較し、塩分など懸念点に関しても紹介します。食べ過ぎの注意点や、乾燥わかめの栄養がとれるおすすめのレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. 乾燥わかめの栄養素と効能【生わかめと比較】
  2. ①食物繊維
  3. ②ヨウ素
  4. ③ビタミンK
  5. ④マグネシウム
  6. 乾燥わかめに塩分は多い?水で戻すべき?
  7. 乾燥わかめは戻さず使って問題ない
  8. 乾燥わかめの戻し方
  9. 乾燥わかめを食べる際の注意点は?
  10. ヨウ素の過剰摂取
  11. 食べ過ぎると便秘・下痢になることも
  12. 乾燥わかめの栄養がとれるレシピのおすすめ
  13. ①わかめとたけのこの白和え
  14. ②豚肉のわかめ巻き
  15. ③わかめご飯
  16. 乾燥わかめは栄養豊富な食材

乾燥わかめの栄養素と効能【生わかめと比較】

乾燥わかめ 生わかめ
カロリー 17kcal 16kcal
タンパク質 2.0g 1.9g
糖質 0.1g 2.0g
食物繊維 5.8g 3.6g
脂質 0.3g 0.2g

水で戻した乾燥わかめと生のわかめの100g中の栄養素を比較すると、全体的に乾燥わかめの方が若干栄養価が高いことがわかりました。乾燥・生わかめに含まれる、ビタミンやミネラルなどの含有量にも違いはあるのでしょうか。栄養素ごとに詳しく紹介します。

※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)

①食物繊維

乾燥わかめ 生わかめ
食物繊維含有量(100g) 5.6g 3.6g
1日の摂取量の目安 20g 20g
1日の摂取量に占める割合 28% 18%

食物繊維には腸内の善玉菌を増す働きがあり、便秘改善効果が期待できます。また、血糖値の上昇がゆるやかになり、肥満を防ぐダイエット効果も確認されています。わかめ特有の粘りに含まれる食物繊維のフコイダンは免疫力の向上・血圧の低下・抗アレルギー・抗菌作用などに役立ちますし、生わかめより量も多くなっています。(※2)

②ヨウ素

乾燥わかめ 生わかめ
食物繊維含有量(100g) 1900μg 1600μg
1日の摂取量の目安 130μg 130μg
1日の摂取量に占める割合 1462% 1231%

ヨウ素は喉の近くの甲状腺で働く、甲状腺ホルモンの材料になります。甲状腺ホルモンは脂質や糖質の代謝を促進し、ダイエット効果がある、子供の健康な成長の為に欠かせないホルモンです。海藻や魚類に多く含まれ、約7gの乾燥わかめ・生わかめでヨウ素の1日摂取目標量が摂ることが出来ます。(※3)

③ビタミンK

乾燥わかめ 生わかめ
食物繊維含有量(100g) 120μg 140μg
1日の摂取量の目安 150μg 150μg
1日の摂取量に占める割合 80% 93%

ビタミンKは血管内で働き止血効果・動脈の健康維持をする他に、骨を作ったり骨粗しょう症予防にも役立つビタミンです。乾燥わかめ・生わかめはどちらもビタミンKを多く含んでいますが、ビタミンが加工の途中で壊れてしまう為、生わかめの方が含有量が多いようです。

乾燥させることで栄養素は濃縮されますが、光や熱で壊れやすいビタミンは生で摂った方が効率が良いと言えます。(※4)

④マグネシウム

乾燥わかめ 生わかめ
食物繊維含有量(100g) 130mg 110mg
1日の摂取量の目安 340㎎ 340㎎
1日の摂取量に占める割合 38% 32%

マグネシウムは体の代謝に必要な酵素を活性化させてエネルギー生成の手助けをしたり、カルシウムと結びついて骨の生成や健康維持をする働きがあります。乾燥わかめ・生わかめは共にマグネシウム豊富な食材ですが、乾燥わかめの方がマグネシウムの含有量が多くなっています。(※5)

竹本友里恵

管理栄養士

わかめと昆布は同じ海藻類で見た目が似ていますが、含まれる栄養素や用途・生産地が異なります。昆布は主に北海道で生産され寒い地域で多く収穫されますが、わかめは暖かいところでも育ちます。また昆布は成長するのに約2年かかり、わかめは約1年。昆布は7月中頃から9月までの暑い時が旬で、わかめは3月から5月までが旬の春先の寒い時が旬になりますが、昆布は収穫してから製品化までに時間と手間がかかるのと、流通の関係で秋頃に新物が出ます。どちらも旨味成分のグルタミン酸や食物繊維を多く含み、料理だけでなくダイエットにもおすすめです。

(*生わかめの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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