ズッキーニの生食は毒の危険あり?安全で美味しい食べ方やあく抜きなど紹介!
ズッキーニは生食できるのか知っていますか?実は毒性による食中毒の可能性があるので注意が必要です。今回は、ズッキーニの生食する際の毒性による<腹痛>などの食中毒症状や、毒を避けて安全に食べる方法を紹介します。ズッキーニを生食する際のアク抜き方法や、<サラダ・ピクルス>などのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ズッキーニを生食する場合はアク抜きをしよう
ズッキーニを生食する際には、以下のような手順でアク抜きをしてから調理しましょう。
1.ズッキーニのヘタと先端部分を切り落とし、1cmほどの幅に輪切りにする
2.塩水を貼ったボウルに切ったズッキーニを入れ、水面にキッチンペーパーを被せて5分ほど置く
3.ザルに出してズッキーニの水気を切り、表面に付いた水分をキッチンペーパーで拭き取って完了
輪切り以外の切り方をしたズッキーニも、上記と同様の手順で行ってください。塩水に漬け過ぎるとズッキーニに含まれる水分まで流出するため、5分程度に留めましょう。
上記の方法のほかにウリ科のきゅうりと同様に、切ったズッキーニに塩をまぶして5分置いて、水分が出た後にキッチンペーパーで拭き取るやり方もあります。塩水に漬けたり塩もみしたりしてズッキーニをアク抜きすると、ククルビタシンを落として苦味を和らげることができます。
(*ズッキーニの下ごしらえについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生ズッキーニの味・食感をよくして食べやすくするポイント
生のズッキーニの味や食感が気になる場合は、以下のような切り方で切ると食べやすくなります。
・薄くスライスする
・ピーラーなどで切る
生のズッキーニはクセが強く、そのままでは美味しく食べられません。また、生のズッキーニが硬くて食べにくいのは、消化されにくく硬い食感を生み出すβでんぷんが含まれているためです。上記のようにズッキーニを薄切りにすると柔らかい食感になるうえに、消化不良のリスクを抑えて生でも美味しく食べることができます。
ズッキーニを生で食べる際のおすすめレシピを紹介!
ズッキーニを生で食べたい時には、どのように調理すればよいのでしょうか。ここでは、生のズッキーニを使ったおすすめのレシピを紹介します。
①サラダ
薄切りにしたズッキーニとハムをオリーブオイルやレモン汁で和えて作る、爽やかな味わいのサラダのレシピです。塩もみしたズッキーニを調味料に和える前に、味が薄まらないようにしっかりと水気を絞っておきましょう。
②ピクルス
輪切りにしたズッキーニを酢や砂糖で作った調味料に漬け込むと、簡単に美味しいピクルスが作れます。こちらのレシピのようにピクルス液にカレー粉を加えることで、食欲増進の効果が期待できます。
③マリネ
ズッキーニの苦い味が受け入れられない人は、薄切りにして塩もみをしてから作るこちらのレシピがおすすめです。ズッキーニのほかにタコやにんじん、きゅうりなどを使うことで、栄養価の高い一品が完成します。