ルッコラは食べ過ぎると危険?胃痛・下痢になる?1日の摂取量の目安も紹介!
ルッコラを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?副作用の危険が心配ですよね。今回は、ルッコラを食べ過ぎると懸念される<胃痛・下痢>などの副作用や毒性の有無について紹介します。ルッコラの食べ過ぎにならない1日の適量や、適量食べた時の効果・効能についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ルッコラを食べ過ぎると危険?一日の適量はどのくらい?
- ルッコラを食べ過ぎると危険と言われる理由は?毒性がある?
- ①ルッコラに多く含まれる硝酸塩に発がん性が指摘されている
- ②腎臓が悪い人はルッコラのカリウムに注意が必要
- ③アリルイソチオシアネートが胃痛を引き起こす可能性
- ④消化不良で下痢・腹痛になる
- ルッコラの食べ過ぎにならない1日の適量は?
- EUではルッコラの摂取量を1日50gと設定している
- ルッコラを適量食べた時の体に良い効果・効能は?
- ①胃腸を整える・血液をサラサラにする効果
- ②風邪予防・疲労回復
- ③美肌効果
- ④便秘・むくみの解消
- ルッコラを使ったおすすめレシピを紹介!
- ①ルッコラとツナのサラダ
- ②ルッコラの冷製パスタ
- ③ルッコラとトマトのフリッタータ
- ルッコラは食べ過ぎるとデメリットもあるので注意しよう
ルッコラを適量食べた時の体に良い効果・効能は?
ルッコラには、主に以下の栄養素が含まれています。
・アリルイソチオシアネート
・ビタミンC
・ビタミンE
・β-カロテン
・カリウム
・食物繊維
ルッコラには、各種のビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。特に、アリルイソチオシアネートはルッコラの特徴的な成分です。ここでは、ルッコラを適量食べた場合に得られるメリットや栄養素の効果・効能について紹介します。
(*ルッコラの栄養価や効果・効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
①胃腸を整える・血液をサラサラにする効果
ルッコラに含まれるアリルイソチオシアネートは、胃腸の働きを活性化させる成分です。過剰摂取すると胃痛を起こしますが、適量食べた場合は胃腸を整えるメリットが得られます。また、アリルイソチオシアネートには血液をサラサラにして血行を改善する作用もあります。
②風邪予防・疲労回復
ルッコラに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、免疫力の維持や疲労回復に働きます。また、ビタミンCも免疫力を向上させる働きがあるので、風邪の予防に効果的です。なお、ルッコラには100gあたり3,600μgのβ-カロテンが含まれますが、これはにんじんの約半分・サニーレタスの2倍に相当します。(※5)
③美肌効果
ルッコラに含まれるビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌効果が期待できます。また、ビタミンCにはコラーゲンの合成や肌のターンオーバーを促す作用、ビタミンEには血行を促進する働きもあります。(※6、7)
④便秘・むくみの解消
ルッコラには便秘解消に役立つ食物繊維や、むくみの解消に効果的なカリウムも豊富に含まれています。カリウムは、体内の余分な水分やナトリウムを排出する働きを持つ成分です。便秘やむくみの解消は体を痩せやすい状態に整えるため、ダイエットにも役立ちます。(※8)
ルッコラを使ったおすすめレシピを紹介!
ここからは、ルッコラを使ったおすすめのレシピを紹介します。ルッコラを美味しく食べることができるので、家庭で調理する際の参考にしてください。
①ルッコラとツナのサラダ
ルッコラとツナをオリーブオイルやレモンで和えた、シンプルなサラダのレシピです。ルッコラを150~200gほど使っているので、4人程度で分けると適量になります。なお、ツナの代わりに生ハムを使っても美味しく仕上がるようです。