ズッキーニでアレルギー症状がでる原因は?対処法や予防策も紹介!
ズッキーニアレルギーは存在するのでしょうか?食べると<じんましん・口内が痒くなる>などの症状が現れる原因が気になりますよね。今回は、ズッキーニでアレルギー症状が起こる<食物アレルギー・口腔アレルギー・ククルビタシン>などの原因を紹介します。ズッキーニでアレルギーの疑いがある場合の対処法や、赤ちゃんに与えても大丈夫なのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ズッキーニの食物アレルギーである場合、アレルゲンであるズッキーニの摂取を避けることが最も良い対策です。ここでは、ズッキーニに含まれるククルビタシンによる、食中毒症状を避ける方法について解説します。
①苦味・舌に異変を感じたらたべない
ククルビタシンは毒性を持つ物質で口にすると苦味を感じるため、もし苦味や下に異変を感じるようなら食べないでおきましょう。特に子供は大人に比べて体が小さく、毒性への反応が出やすいので注意が必要です。市販されているものはあまり心配ないとされますが、ククルビタシンはズッキーニをはじめとするウリ科の野菜や果物に含まれている可能性があります。
(*苦みのあるズッキーニについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②水に浸してアク抜きする
ククルビタシンはアクとも言い換えられますが、水溶性なので水に浸してアク抜きすることは、ククルビタシンを避けることや苦味を取ることに有効です。アク抜きに加熱が有効だと考える人もいるかもしれませんが、ククルビタシンは熱に強いため加熱しても取り除けるものではありません。
(*ズッキーニの下処理について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ズッキーニを赤ちゃんの離乳食にしてもアレルギーの心配はない?
ズッキーニは日本原産の食材ではなく販売の歴史も浅いので、離乳食へ活用する人は少ないかもしれません。ここでは、ズッキーニを赤ちゃんへの離乳食にしても大丈夫かどうかの疑問について解説します。
ズッキーニを赤ちゃんに食べさせるなら生後7〜8ヶ月から
ズッキーニを赤ちゃんの離乳食にする場合は、離乳食中期にあたる7~8か月からが良いとされます。その際の注意点は、ズッキーの皮は固いので剥き、水に浸けて30分ほどアク抜きした後に茹でてから食べさせてください。皮つきのズッキーニを与えるなら歯が生え揃う1歳半から、生のままを与えるなら2歳ごろからにしましょう。
ズッキーニによるアレルギー症状には気をつけよう
ズッキーニによるアレルギー症状は、人によって軽いものから重篤なものが起こる可能性が考えられます。ズッキーニアレルギーについての理解を深め、発症する恐れのある人は十分に気を付けてください。