オクラダイエットの効果・やり方は?食べる量・タイミングや痩せた口コミなど紹介!
【管理栄養士監修】オクラダイエットは何か知っていますか?本当に痩せるのか、口コミを調べました。今回は、オクラダイエットの効果や〈量〉〈タイミング〉〈調理法〉などやり方のポイントを紹介します!さらに、食べ過ぎなどオクラダイエットの注意点についても紹介していきます。
目次
オクラに含まれるカロリー、糖質は一体どのくらいでしょうか?オクラ(100g)のカロリー・糖質量を、それぞれPFC値と共に見ていきます。
重量 | 100g |
---|---|
カロリー | 30kcal |
糖質 | 1.6g |
タンパク質 | 2.1g |
脂質 | 0.2g |
野菜の100gあたりの平均糖質量は3.6gで、それに比べるとオクラの糖質は1.6gと非常に低いことがわかります。カロリーは野菜全体に比べてもやや低いのですが、キュウリやもやしなどに比べると若干高いようです。
※食品成分データベースを参考にしています(※1)
糖質の吸収を抑える
オクラのネバネバには、ペクチンと呼ばれる水溶性の食物繊維が多く含まれています。ペクチンには、腸内環境を正常化してくれる働きがあり、それによって腸の中の糖質の吸収を抑えてくれます。また、ゆっくりと糖質を吸収できる働きを持つため、血糖値の急上昇を防ぐ効果もあります。
整腸効果がある
水溶性の食物繊維であるペクチンは、水に溶けるとゼリー状に固まります。便秘の際には水分の無くなった便を柔らかくし、下痢の際にはゼリー状の膜になって腸の壁を守ってくれる働きをします。この働きは、大腸ガンのリスクを減らす効果もあります。また、コレステロールを排出する作用も含まれているようです。(※2)
夏バテ防止の効果もある
オクラには多くの栄養素が含まれていますが特にビタミンB1が豊富に含まれており、その量はなんとピーマンの3倍にもなるそうです。また、ビタミンB1には夏バテなどからの疲労回復効果が期待できるため、食欲のない時や夏バテでダルくなってしまった体にぴったりの食材といえます。(※3)
熊橋麻実
管理栄養士
オクラのネバネバ成分には水溶性食物繊維のペクチンとムチンが含まれます。ムチンは粘膜を保護する働きがあり、胃を守ってくれます。胃腸の調子を整えることで、ダイエットにも効果が期待できます。
(*オクラの栄養価やダイエット・美容などへの効果効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オクラダイエットのやり方は?
ここからは、オクラダイエットの具体的な方法について3つ紹介していきます。ぜひ、正しい方法を覚えて取り組んでみてください。
オクラを食べるタイミングは食前
不溶性よりも水溶性の食物繊維が多く含まれるオクラは、食事の前に摂取することで糖質の吸収を和らげる効果を発揮します。これはネバネバに含まれる水溶性食物繊維のペクチンによる働きで、いつもの食事をしても吸収される糖質の量を減らすことができます。(※4)
オクラの1日の適量は3本
オクラには水溶性と不溶性の両方の食物繊維が含まれているので、つい多く摂取したくなるのですが、いくらオクラがダイエットに向いていても摂取しすぎると逆効果になってしまいます。そのため1日の摂取量を3本と決めてダイエットに取り組むのが良いでしょう。
またオクラは1袋に約8~9本ほど入っているため、つい食べ過ぎてしまうということが無いように本数を数えながら、数日で分けて摂取するようにしましょう。