芋がらの栄養素と効果・効能は?おすすめの食べ方・レシピも紹介!
芋がらに含まれる栄養を知っていますか?ずいきとの違いはあるのでしょうか。そこで今回は、芋がらの栄養成分や効果・効能を下処理・水での戻し方とともに紹介します。芋がらの栄養が摂れる食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
9μg | 150μg | 6% |
芋がらに含まれるビタミンKには、血液を正常に凝固させる働きがあります。そのためケガや手術の際には、止血効果が期待できるのです。またビタミンKは骨の生成にも深く関わっており、骨にカルシウムを取り込むことで形成をサポートする働きも担っています。(※6)
⑤アントシアニン
芋がらに表面が赤紫色なのは、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれているからです。アントシアニンは抗酸化作用が強いことで知られ、アンチエイジングやメタボリックシンドロームの予防効果が期待できます。またアントシアニンには眼精疲労回復や内臓脂肪の蓄積を抑制する効果もあるので、健康維持に役立ちそうです。
芋がらの戻し方・下処理の仕方は?
ずいきを乾燥させた芋がらを下処理する方法は、以下の通りです。
①ボウルに水1リットルと大さじ1杯の酢を入れ、芋がらを浸す
②①を冷蔵庫に入れて1時間寝かせ、水で戻す
③鍋でお湯を沸騰させ、芋がらを入れて2~3分茹でる
④鍋を火からおろし、余熱で芋がらに熱を入れる
⑤鍋に流水をそそぎ、茶色いアクを出す
⑥茶色く濁った水を捨てて、水が透明になるまで流水にさらす
芋がらは生のものをそのまま調理することはできず、水で戻してからアク抜きする必要があります。芋がらのアクが手につくとかゆみが出ることもあるので、アレルギー性皮膚炎をもっている人は注意が必要です。
芋がらの栄養が取れるおすすめの食べ方・レシピ!
芋がらは豊富な栄養が含まれているため、献立に取り入れてほしい食材の1つです。様々な料理に活用できて、レシピによって受ける印象も変わります。ここでは芋がらの栄養が摂れる、おすすめのレシピを紹介します。
①芋がらの酢の物
下拵えをした芋がらを酢の物にすると、シャキシャキした食感が楽しめると人気です。このレシピではわかめを合わせているので色合いがよく、酸味が食欲をそそります。
②芋がらの味噌汁
手軽に芋がらを食べたい時は、味噌汁の具材にするとよいでしょう。このレシピでは豆腐と合わせており、芋がらの甘味や旨みが味噌汁に溶け出して美味しいのでご飯にもよく合います。