妊婦(妊娠中)はもつ鍋を食べていい?ビタミンA・トキソプラズマなど懸念点は?
もつ鍋を妊婦(妊娠中)は食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、もつ鍋を妊婦が食べてもいいのかを、懸念点・危険性や食べる際の注意点とともに紹介します。もつ鍋を妊婦が食べてしまった場合の対処法やもつ鍋以外に気をつけるべき食べ物も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
(*もつ鍋の下ごしらえについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③しっかり火を通す
上述したように生肉の生焼けは食中毒に繋がる危険性があるのでしっかり加熱調理しましょう。食中毒を引き起こす細菌は熱に弱いため、十分加熱すれば食中毒は防ぐことが出来ます。またもつ肉にしっかり火を通すことで臭みや余分な脂質を落とし、スープに程よく脂が溶け込みます。
もつ鍋を妊婦が食べ過ぎた場合の対処法は?
もつ鍋は妊娠中に食べる量を気をつける必要がありますがこれぐらいは大丈夫だろうと思いつい食べちゃった、または食べ過ぎた場合どう対応すべきでしょうか。ここでは食べ過ぎてしまった際の対処法を説明します。
心配な場合は病院に行くのが安心
もつに含有しているビタミンAは多量に含まれているわけではないので過度な心配は不要ですが、もつ鍋を食べて腹痛や吐き気など異常な症状が出た場合はかかりつけ医や近くの病院で診てもらいましょう。自己判断は症状の重症化の危険があるため控えてください。
もつ鍋以外に妊婦が気をつけるべき食べ物は?
もつ鍋以外に妊婦が注意すべき食べ物は以下の通りです。
・生魚、生肉、生卵、加熱していない貝類
・ナチュラルチーズ
・レバー、うなぎなどのビタミンAを多く含むもの
・昆布、わかめ、ひじきなどの海藻類
・辛い食べ物
・加工肉、インスタント食品
・アルコールやカフェインを多く含む飲み物
妊娠中は妊娠していない時と比べ免疫力が低下する傾向があるため、食中毒に感染の恐れのある生ものや加熱の不十分なものは細心の注意を払う必要があります。またビタミンAを多く含むレバーやうなぎ、海藻類は母体だけでなく胎児の発育にも影響があるので過剰摂取には気をつけましょう。
(*妊娠中のナチュラルチーズや辛いものについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
妊婦はもつ鍋の食べ方に気をつけよう
妊娠中はお腹の赤ちゃんへ直接影響があるため、食事制限や逆に摂取するように心がける食べ物など気を遣う点がたくさんあります。もつ鍋を食べたいのに制限がかかって食べられないこともストレスになるので、食べる量や調理方法などに気を付けながら妊娠中の人も、もつ鍋を楽しんでください。