はちみつにヨーグルトがダメな理由は？嘘？効果や量・いつ食べるのがベストかも解説！

はちみつにヨーグルトというとヘルシーで栄養豊富な組み合わせのようで、実は良くないと聞きますが本当なのでしょうか。今回は、はちみつとヨーグルトを一緒に食べると本当にダメなのか、理由とともに解説します。

はちみつにヨーグルトがダメという噂は嘘で、一緒に食べても問題はありません。はちみつにヨーグルトがダメと言われる理由は、ヨーグルトは乳酸菌が豊富で、はちみつには殺菌・抗菌作用があり、これらを一緒に食べることで、乳酸菌が死滅してしまうのではないかと言われるからです。

確かに、はちみつの殺菌・抗菌作用は強力ですが、ヨーグルトに対して甘いと感じる少量のはちみつであれば、ヨーグルトの乳酸菌を全滅させる力はありません。

はちみつとヨーグルトを一緒に食べることで、酸味のあるヨーグルトを食べやすくするだけでなく、体への健康効果はあるのでしょうか。また、ダイエットには向いているのかも含めて詳しく解説します。

はちみつは砂糖などの糖分に比べて、少量でも甘さを感じやすいわりにカロリーは低く、栄養価の高い食品です。ヨーグルトと一緒に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの過剰分泌を抑えられ太りにくくなります。また食前に食べると、満腹感がでるためダイエットに効果的です。

(＊はちみつヨーグルトがダイエットに向いているのかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、悪玉菌を抑え善玉菌を増やす働きがあり、腸内細菌のバランスを整えます。さらに、はちみつを一緒に摂ることで、オリゴ糖が、乳酸菌のえさとなり腸内で増殖するのをたすけ、便秘の改善や予防の効果が期待できます。

また、はちみつの強い抗菌・殺菌作用で腸内の細菌を死滅させ、腸内環境をきれいに保つことができます。

はちみつに含まれるビタミンB1・B2・Cなどの栄養素が免疫力を向上させ、ヨーグルトと一緒に食べることで、腸内環境が整うと、ウイルスや細菌に対する免疫力がさらに高くなります。また、はちみつのもつ殺菌・抗菌力がのどや鼻の粘膜に作用し、細菌の侵入を防ぐため、風邪やインフルエンザなどにかかりにくくなります。

腸内環境が悪くなると悪玉菌が増殖し、毒素が発生するため肌荒れが起こりますが、はちみつヨーグルトの乳酸菌が、善玉菌を増やし悪玉菌の増殖を抑えるため美肌作りに効果的です。

また、はちみつに含まれるビタミンCがシミやシワを予防し、ビタミンB群や酵素、ポリフェノールなどによる抗菌・抗炎症作用が肌や体内の傷を修復するため、アンチエイジング効果も期待できます。

はちみつとヨーグルトを一緒に食べることで、腸内環境が整い、免疫機能を正常に保つことができ花粉症予防や改善に効果的です。

さらに、はちみつに含まれる糖分・酵素・ビタミンには殺菌・抗菌作用があり、細菌の増殖を防ぐ効果があります。また、ポリフェノールは、花粉症のアレルギーを引き起こすヒスタミンを抑える働きがあります。