糖質ゼロ・オフのビールは体に悪い？太る？いい効果は全くないの？

ダイエット中に糖質ゼロや糖質オフのビールを飲む場合は適量を心がけ、以下のようなおつまみを選ぶようにしましょう。

・魚介類
・枝豆
・ミックスナッツ

タコやイカなどの魚介類は、タンパク質が豊富で満腹感を得やすい食品です。さらに魚介類に多く含まれるタウリンは、アルコールの代謝を促して肝臓の負担を減らす効果があり、脂肪を消化する胆汁の効能を高めてくれます。

また、低糖質でタンパク質や食物繊維が多い枝豆やミックスナッツもおすすめです。注意点としてどちらもカロリーは高いため、枝豆は手のひら山盛り1杯ほどで、ミックスナッツは片手で軽く一握りの量を心がけましょう。（※6）

糖質ゼロや糖質オフのビールに限らず、糖尿病の人は以下の理由で飲酒そのものを控えることを推奨します。

・アルコールはカロリーが高い
・おつまみでカロリーや塩分を過剰に摂取しやすい
・肝機能障害や合併症を発症する恐れがある

近年では健康志向の高まりにより、糖質ゼロの他にカロリーゼロの製品が販売されていますが、基本的にアルコールはカロリーが高いので注意が必要です。さらにアルコールによって食欲が高まり、高カロリーの揚げ物や塩分が多いおつまみを食べてしまう恐れがあります。

また、アルコールの摂取で肝臓に中性脂肪が蓄積すると、脂肪肝を発症してしまいます。脂肪肝になると血中の悪玉コレステロールが増え、全身の血管壁に悪玉コレステロールが溜まり、動脈硬化などの合併症を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。（※7、8）