ハムのカロリーや糖質・脂質など種類別に比較!ダイエット中の食べ方も紹介!

【管理栄養士監修】ハムのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ハム(1枚・100g)のカロリー・糖質量を〈ロース・ボンレス・ショルダー〉など種類別に〈ベーコン・ウインナー〉など他の加工肉と比較して紹介します。ハムのダイエット向きの太りにくい食べ方・調理法も紹介するので、参考にしてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 熊橋麻実
Instagram Ameba Nadia
管理栄養士。保育園での管理栄養士経験8年、その他、社員食堂・タワーマンション内カフェ・料理教室などにも従事。現在、レシピ提供や講師・...
Instagram Ameba Nadia
管理栄養士。保育園での管理栄養士経験8年、その他、社員食堂・タワーマンション内カフェ・料理教室などにも従事。現在、レシピ提供や講師・記事執筆などの活動をしながら、現役で園児の給食管理を行っています。これまでの経験を活かし、栄養学の知識をわかりやすくお伝えできればと思います。

目次

  1. ハムのカロリー・糖質は高い?太る
  2. ハム【種類別】のカロリー・糖質
  3. ハム(1枚・100g)のカロリー・糖質【写真】
  4. ハムのカロリー・糖質量を他の加工肉と比較
  5. ハムの栄養価は高い?ダイエット効果あり?
  6. ①ビタミンB1
  7. ②タンパク質
  8. ③ナイアシン
  9. ④ビタミンC
  10. ハムのダイエット向きな食べ方・調理法は?
  11. ①茹でて調理する
  12. ②野菜を食前に食べる
  13. ③ボンレスハムを選ぶ
  14. ハムを食べる際の注意点は?
  15. 保存料など食品添加物
  16. 塩分の過剰摂取
  17. ハムのヘルシーレシピのおすすめ
  18. ハムとキャベツの春雨スープ
  19. 油揚げのハムチーズ焼
  20. ハムチーズサンドイッチ
  21. おからマヨサラダ
  22. ほうれん草とハムのソテー
  23. ハムのカロリーに注意して食べよう

②タンパク質

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
16.5g 65g 25%

ハムはタンパク質も豊富に含む食材です。食べ物から摂取したタンパク質は、体の中で筋肉を維持・増量する材料になります。筋肉量が増えると基礎代謝も上がり、1日の消費カロリーが増えて痩せやすくなるので、ダイエット中はタンパク質の補給のためにハムを食べるのもおすすめです。(※3、6)

③ナイアシン

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
6.6mg 15mg 44%

ハムにはビタミンB群の一種であるナイアシンが100gあたり6.6mg含まれています。ナイアシンは、二日酔い防止に役立つほか、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関与している、ダイエットに不可欠な栄養素です。ハムを100g食べれば1日のナイアシン摂取量の4割以上をカバーできることからも、ハムはダイエットの強い味方と言えます。(※4)

④ビタミンC

含有量(100g) 1日の摂取量の目安 1日の摂取量に占める割合
50mg 100mg 50%

ビタミンCは柑橘類などに多く含まれるイメージですが、実はハムもビタミンCを豊富に含む食材です。ストレスは自律神経の乱れや食欲中枢の異常を引き起こすため、ストレス太りする場合があります。しかし、ビタミンCにはストレス抑制・自律神経安定の効果があるため、このようなストレス太りの予防に効果的です。

また、ビタミンCには抗酸化作用もあり、美肌効果や老化防止も期待できます。普段野菜や果物をあまり食べない場合には、ハムからビタミンCを取り入れるのも良いでしょう。(※5)

ハムのダイエット向きな食べ方・調理法は?

ここまでハムのカロリーや栄養素などについて紹介してきました。しかし、ハムも食べ過ぎれば太る原因になるため、ダイエット向きの食べ方を知っておくと安心です。ここからは、ハムのダイエット向きな食べ方や調理法をいくつか紹介しましょう。

①茹でて調理する

ダイエット中は、ハムを茹でて調理するのもおすすめです。ハムは種類によっては脂質量が多いため、食べ過ぎると脂質の取り過ぎで太る場合があります。しかし、茹でることで余分な脂質がお湯の中に溶け出すため、よりカロリーオフして食べることができるでしょう。

②野菜を食前に食べる

ハムを食べる時は、食前に野菜を食べておくのもダイエット向きな食べ方の一つです。特にプレスハムは、つなぎに小麦粉やデンプンなどを使用するため糖質量も高くなります。糖質量の多いものをいきなり食べると血糖値が急上昇し、インスリンの過剰分泌を引き起こします。

このインスリンには血中の糖分を脂肪に換えて体に蓄積させる働きがあるため、ダイエット中は注意が必要です。しかし、食前に野菜を食べておくと食物繊維の働きによって糖質の吸収速度がゆっくりになり、血糖値の急上昇が抑制されます。結果としてインスリンの過剰分泌も防ぐことができるため、肥満予防にも効果的です。

また、ハムをパンなどの炭水化物と一緒に食べる場合も、そのまま食べると血糖値の急上昇につながります。ダイエット中は野菜を食前に食べる習慣をつけることで、太るのを防ぐことができるでしょう。(※7)

③ボンレスハムを選ぶ

ハムにはさまざまな種類がありますが、ダイエット中はなるべくボンレスハムを選ぶようにすると良いでしょう。ボンレスハムは、ハムの中でも脂質量が少なく低カロリーな食材です。ヘルシーでありながらもタンパク質は豊富に含んでいるため、基礎代謝量の高い痩せやすい体づくりにも役立ちます。

ハムを食べる際の注意点は?

関連する記事